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朝起きてすぐは糖質の吸収が鈍くなると聞いたけど本当? 医師が回答

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年2月28日 11時20分

朝起きてすぐは糖質の吸収が鈍くなると聞いたけど本当? 医師が回答

「糖質の吸収」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(2月16日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『30代後半に入り、栄養や糖質のことを気にするようになりました。朝起きてすぐは糖質の吸収が鈍くなると聞いたのですが、本当でしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。

「糖質は消化・吸収されてブドウ糖などに分解され、小腸で血液に吸収されます。血液中のブドウ糖は全身の細胞で取り込まれ、エネルギー源として利用されます。

血液中にあるブドウ糖の濃度を示すのが『血糖値』で、通常はインスリンというホルモンの働きで、一定に保つように調整されています。

しかし、朝起きてすぐというのは、寝ている間に何も食べていないわけですから、空腹で血糖値が低い状態と言えます。空腹の状態からいきなり糖質主体のご飯やパン、甘いものなどを多く摂取すると、血糖値の急上昇につながり、過剰なインスリン分泌につながります。

インスリンは糖質を脂肪に変え、体内に蓄える働きがあるため、朝起きてすぐの糖質摂取によるインスリンの過剰分泌は、脂肪を溜めやすくしてしまいます。また、身体の働きにおいて、糖質が効率的に吸収されていないということになります」

協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団

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