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「医療のひっ迫が改善するまで、緊急事態宣言延長を行うべき」森田豊医師が提言

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年2月28日 21時0分

「医療のひっ迫が改善するまで、緊急事態宣言延長を行うべき」森田豊医師が提言

「大阪コロナ重症センター」で研修する看護師ら=11日午前11時9分、大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センター

医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が2月18日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について、分析と提言を行った。

「大阪コロナ重症センター」で研修する看護師ら=2020年12月11日午前11時9分、大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センター 写真提供:産経新聞社

まず、世界的にみた新型コロナの現状について、森田氏は以下のように分析・解説した。

森田)国際的にみると、世界の新規感染者数は、この1か月で半分近くに。これは、新型コロナの感染拡大が始まって以来の減少。理由は、12月頃からヨーロッパ諸国で感染対策が強化されたこと、イスラエルで、ワクチン接種が円滑に行われていることなど。

また、日本でも新規感染者数は少なくなっている。新規感染者数だけでなく、PCR陽性率が減少していることは、第3波の感染拡大がピークを超えつつあることを意味している。

東京都、神奈川県などは、濃厚接触者の大半を追えなくなってきたため、検査件数も少なくはなっているものの、PCR陽性率は減少。また、発熱相談件数や、救急搬送にかかる時間なども減少傾向にある。

ただし、まだまだ入院患者数、重症者数が多いことは、今後も継続して警戒しなればならない。医療のひっ迫が改善するまで緊急事態宣言延長を行うべき。

そして、感染者が減少したのは、やはり緊急事態宣言の効果なのか、という問いには次のように回答した。

森田)今回の緊急事態宣言の内容自体は、とても緩く、甘いものだった。だから、どこまで効果がでるかは、不安な気持ちの方が強かった。ただ、振り返ると、マスクを取る可能性の高い会食に対して、重点的に対策を講じたことで、効果が認められた。

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