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マツタケの香り いつの時代から知られていた?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月11日 17時10分

マツタケの香り いつの時代から知られていた?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「マツタケ」です。

奈良時代の歌集『万葉集』に、こんな歌があります。

『高松(たかまと)のこの峯(みね)も狭(せ)に笠(かさ)立てて盈(み)ち盛(さか)りたる秋の香(か)のよさ』。

これは“高松(たかまと)の山の頂(いただき)も狭いほどに、キノコが笠を立てて満ちあふれていて、とても良い秋の香りがします“といった意味です。

「高松の峯」とは、奈良にあります高円山(たかまどやま)のことだと考えられます。そこに生えている、たくさんのキノコの良い香りのことを詠んだ歌ですが、特にマツタケのことを指しているといわれているそうです。

昔から「香りマツタケ 味シメジ」といわれていますが、少なくともこの時代にはマツタケの香りの良さが知れ渡っていたと考えられるそうです。

そんなマツタケの香りですが、研究の結果、成分が解明されています。さらに、この香り成分を作り出すことにも成功していて、その結果、誕生したのが「マツタケエッセンス」です。このエッセンスは“まつたけ風味のお吸い物”などにも使われているそうです。

このように、日本では親しまれているマツタケの香りですが、欧米の方々には残念ながら、あまり好まれていないそうです。

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