日本のコンタクトレンズの始まり 水谷豊氏と田中恭一氏の功績
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月12日 19時10分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「コンタクトレンズ」です。
1949年(昭和24年)、眼科医で名古屋大学の講師をされていた水谷豊さんのもとに、1人の高校生がやって来ました。その高校生は目の角膜の病気で、視力がとても低下していました。
メガネでは矯正が難しかったそうで、そこで水谷さんは“目にはめるレンズ”を作ることを思いつきました。そして研究の結果、1950年にプラスチック素材でできたコンタクトレンズを作って、その高校生に着けてもらったところ、視力が回復したそうです。
こうした功績から水谷さんは“日本のコンタクトレンズの父”と呼ばれ1958年には『ニチコン』を創業されます。
水谷さんと同じように日本のコンタクトレンズの発展に大きく貢献されたのが、田中恭一さんです。田中さんは名古屋の老舗のメガネ屋さんで働いていた時、アメリカ人の常連客の方からコンタクトレンズの存在を知って、独学で製造に取り組みました。
そして試行錯誤の結果、1951年には角膜だけを覆うコンタクトレンズの開発に、日本で初めて成功します。そんな田中さんがのちに設立したのが、現在の『メニコン』です。
水谷豊さん、田中恭一さん。このお二人によって、日本でもコンタクトレンズが一般化されました。
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