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3月4日が「バウムクーヘンの日」なのはなぜ?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月14日 12時10分

3月4日が「バウムクーヘンの日」なのはなぜ?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「バウムクーヘン」です。

1919年(大正8年)、ドイツ人の菓子職人、カール・ユーハイムさんによって、日本でのバウムクーヘンの歴史が始まりました。ユーハイムさんのお店が現在、神戸にありますバウムクーヘンの老舗『株式会社ユーハイム』です。

ユーハイムさんが日本で初めてバウムクーヘンを披露したのが3月4日で、現在、この日は「バウムクーヘンの日」となっています。

ユーハイムさんのお店は、とても評判でしたが、1945年(昭和20年)6月、神戸大空襲によって被災してしまいました。失意の中、8月14日、ユーハイムさんは58歳の人生を終えられています。その際、こんな言葉を残されています。「私は死にます。けれども平和はすぐ来ます」。その言葉どおり、翌8月15日、戦争が終わりました。

その後、ユーハイムさんの奥様、エリーゼさんはドイツに強制送還されましたが、残された職人さんたちで会社を創りました。そして1953年にはエリーゼさんが再び、日本にやって来ました。その後、エリーゼさんは職人さんたちと一緒に、バウムクーヘンやドイツ菓子を広め、1971年に亡くなるまでずっと日本で過ごされたそうです。

『ユーハイム』では、カール・ユーハイムさんが最初にバウムクーヘンを焼き上げた時の作り方を、今も受け継いでいるそうです。

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