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「学校を休んだ子に美味しいパンを届けたい!」揚げパンが誕生したあたたかな“思い”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月15日 21時10分

「学校を休んだ子に美味しいパンを届けたい!」揚げパンが誕生したあたたかな“思い”

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「給食」です。

「揚げパン」はコッペパンを油で揚げて、砂糖をまぶしたパンです。きな粉をまぶす所もあります。

揚げパンは1954年(昭和29年)、東京都大田区の小学校から誕生しました。

ある時、インフルエンザで学校をお休みする生徒さんが多くて、給食用のコッペパンが数多く残ってしまったそうです。

コッペパンは乾燥しやすいため、固くなってしまいます。そこで給食担当の調理師さんが乾燥しないように「パンを油で揚げる」というアイデアを思いつきました。さらに揚げたあと、砂糖をまぶすことで、パンの表面の乾燥を防ぐことが出来ました。

この当時、子ども達にとって給食のパンは貴重な栄養源でもありました。そのため学校をお休みした生徒のために、お友達が家までパンを届けていました。「学校をお休みした子にも、美味しいパンを届けてあげたい」そんな思いから揚げパンは生まれたのだそうです。

この揚げパンですが、地域によっては提供されなかった学校もあるそうなので、馴染みのない方もいらっしゃるかも知れません。

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