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<コロナ「自宅療養」マニュアル>タオル・ハンカチの家族との共用は避けるべし

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月22日 7時20分

<コロナ「自宅療養」マニュアル>タオル・ハンカチの家族との共用は避けるべし

東京都医師会理事で順天堂大学総合診療科教授の小林弘幸氏が1月8日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。コロナ感染や重症化を防ぐために重要なことについて解説した。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

飯田浩司アナウンサー)医学博士の岡田晴恵さんが書かれ、小林弘幸先生と鳥居内科クリニックの鳥居明先生が監修された本『新型コロナ自宅療養完全マニュアル』が、昨年12月、実業之日本社より出版されております。療養の方法だけではなく、コロナに対する症状や対策法もしっかりと書かれていますが、こちらには、消毒液の使い方なども書いてあるのですね。

小林)手をかざすと消毒液が出てくる自動手指消毒器が設置されているところでは、出てくる量が多いと感じて拭き取る方もいらっしゃいますが、ああいったものはやはり適量が出てくるようになっていますので、自然に乾くまで待ったほうがいいです。

それと、家で使うタオルやハンカチなども、ご家族との共用は、なるべく避けた方がいいと思います。

飯田)小林先生というと、免疫力を高める様々な方法をご存知ですが、そういった方法は、コロナに対しても重要になってくるのでしょうか?

小林)我々はよく患者さんに対して、「ハードとソフトをしっかり行いましょう」というお話をします。ハードは、三密を避けることや、消毒をする、マスクをするなどの基本的なことを指し、ソフトは体に関係することで、睡眠と食事と運動の3つを指します。この3つが良い状態になることで自律神経が整ってきて、それによって一番影響受けるのが腸内環境です。

コロナの場合、制御性T細胞というものがかなり重要な役割をしていて、これが少なくなってくることで、感染したり重症化したりするということもわかってきています。この制御性T細胞が腸の中にいることもわかってきているので、そうなるとやはり腸内環境を整えることが大切になってきます。誰がコロナに感染してもおかしくないという状況ですので、自分の身は自分で守るという意識を持って、そういったところを基本に置いておくといいのではないかと思います。

飯田)まずは基本を徹底するということですね。

新行市佳アナウンサー、小林弘幸氏、飯田浩司アナウンサー

飯田)もしコロナに感染してしまった場合、日本の医療というのは、私たちを守ってくれますよね?

小林)そうですね。感染した場合でも決して隠さず、きちんと医療機関に相談していただければ、日本の医療というものは素晴らしいですので、必ず手当てをしてもらえます。感染を隠して症状が悪化するのが一番悪いパターンですので、必ずかかりつけの医師や公共機関に相談するなど、そういったことをしっかりとしていただきたいと思います。

飯田)こちらの『新型コロナ自宅療養完全マニュアル』を家族にも読んでもらうなどして備えておけば、対処はできるということですね。

小林)そうですね。感染するかしないかは関係なく、やはり備えが一番重要です。いまは誰がかかってもおかしくない環境なのだということをご理解いただいて、きちんと準備をしておくことが大切だと思います。

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