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「マジシャンはシルクハット」のイメージを作った男

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月20日 11時10分

「マジシャンはシルクハット」のイメージを作った男

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「マジック」です。

中世の時代、ヨーロッパでは“マジックは黒魔術”、“マジシャンは悪魔の手先”とされていましたが、その後、マジックは新しい時代を迎えます。

19世紀のフランス・パリ。マジシャンのロベール・ウーダンさんは、それまでのマジックのイメージを変えるために、新しい試みを始めました。

例えば服装です。当時のマジシャンはいかにも「魔法使い」といった格好でしたが、燕尾服の正装姿で、シルクハットをかぶりました。マジシャンの服装と聞いて「燕尾服とシルクハット」をイメージされる方、いらっしゃるかと思いますが、このスタイルを築いたのがロベールさんです。

ロベールさんは機械仕掛けの精密な道具と手先の器用さによって、シンプルで美しい演出を生み出しました。実はロベールさんは元々、時計職人をされていて、40歳でマジシャンに転身されたそうです。ですから、精密な道具を作るのも手先が器用なのも当然だったそうです。

こうしてロベールさんによって、マジックはエンターテイメントとして認知されるようになります。

ロベールさんの代表的なマジックの1つに、当時6歳の息子さんを空中に浮かべる……というのがあったそうです。こうした功績から“近代マジックの父”と呼ばれています。

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