1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日本独自の奇術「手妻」「品玉」とは

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月20日 12時10分

日本独自の奇術「手妻」「品玉」とは

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「マジック」です。

手品は奈良時代の頃、仏教と一緒に伝わったと考えられています。その後、様々な工夫が加えられて、“日本独自の奇術”として完成しました。こうした奇術のことを「手妻(てづま)」、「品玉(しなだま)」と呼んでいましたが、のちに「手品」になったとされています。

「手妻」は一説には“稲妻よりも速く手が動く”というところから、この名前が付いたといわれています。

「手妻」の代表的なものとして、例えば「胡蝶の舞(こちょうのまい)」。これは、紙で作ったチョウチョを扇子であおぐと、まるで生きているように飛んで見える……というものです。

「蒸籠(せいろう)」は、何も入っていない木の箱の中から、いろんな品物が出てくる……というものです。

「水芸」は、演じ手の方の掛け声や音楽に合わせて、舞台上の花や置物、さらに演じ手の方の頭や着物の裾など、様々な所から水が噴き出る……というものです。

「品玉」は、小さな玉や短刀などを空中に投げて、それを巧みに受け止める……という曲芸の一種です。

現在もこうした昔からの日本の奇術を受け継いでいる方のことを、“手品師”ではなく、“手妻師”と呼ぶこともあるそうです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください