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「桜色」はソメイヨシノの花の色を表した言葉ではない

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月26日 21時10分

「桜色」はソメイヨシノの花の色を表した言葉ではない

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月19日放送分のテーマは「桜」です。

「桜」がつく言葉をいくつご存知ですか。

まずは「桜前線」です。これは桜の花の咲いている地域と、これから咲く地域の境目に引いた線のことです。この場合の桜はソメイヨシノを基準としています。桜前線は九州から北海道まで、約2ヶ月かけて北上します。

続いて「桜色」です。「桜の花びらのような色、ほんのりと赤みを帯びた色」のことです。「桜色=ソメイヨシノの色」というイメージがあるかと思いますが、実際のソメイヨシノの花の色は、ピンクよりも白っぽい色です。実はもともと桜色とは、同じ桜でもヤマザクラの色を指した言葉なんだそうです。

ヤマザクラもソメイヨシノと同じように白い花を咲かせますが、ヤマザクラは若葉が赤みを帯びています。満開のヤマザクラを遠めで眺めると、淡いピンク色に見えたことに由来して、「桜色」と名づけられたといわれています。

そして「桜花爛漫(おうからんまん)」です。「桜花」は桜の花、「爛漫」は花が咲き乱れる様子という意味です。つまり「桜花爛漫」とは「桜の花が満開になって、咲き乱れている様子」を表した言葉です。

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