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1000年近く降り続いた雨がつくった「海」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月27日 7時10分

1000年近く降り続いた雨がつくった「海」

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「海」です。

地球が生まれたのは今から46億年前ですが、現在の海ができたのは、それから3億年後と考えられています。つまり今から43億年前のことです。

地球が生まれたばかりの頃、地球の表面を、岩石が溶けたマグマが覆っていました。そして空は蒸気や窒素、二酸化炭素などの大気によって包まれていました。

その後、地球の温度が急激に下がったことで、大気に含まれていた水蒸気が大雨となって、地上に降り注ぐようになりました。その雨の量ですが、年間10mを超えるほどの凄い量だったと考えられています。

この雨は1000年近くも降り続き、その結果、現在の海が生まれたとされています。

当時の海の性質は「酸性」で、とても生物が住めるような環境ではなかったそうです。それでも地表のカルシウム、鉄、ナトリウムなどを段々と溶かしていくうちに、現在のような「中性」の海水になっていきました。

海の水は常に蒸発しています。それでも海の水が減らないのは、雨や雪が海に降り注ぐのと陸にある水が海に流れ込むためです。こうして海の水はいつでも同じ量を保っています。

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