1000年近く降り続いた雨がつくった「海」
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月27日 7時10分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「海」です。
地球が生まれたのは今から46億年前ですが、現在の海ができたのは、それから3億年後と考えられています。つまり今から43億年前のことです。
地球が生まれたばかりの頃、地球の表面を、岩石が溶けたマグマが覆っていました。そして空は蒸気や窒素、二酸化炭素などの大気によって包まれていました。
その後、地球の温度が急激に下がったことで、大気に含まれていた水蒸気が大雨となって、地上に降り注ぐようになりました。その雨の量ですが、年間10mを超えるほどの凄い量だったと考えられています。
この雨は1000年近くも降り続き、その結果、現在の海が生まれたとされています。
当時の海の性質は「酸性」で、とても生物が住めるような環境ではなかったそうです。それでも地表のカルシウム、鉄、ナトリウムなどを段々と溶かしていくうちに、現在のような「中性」の海水になっていきました。
海の水は常に蒸発しています。それでも海の水が減らないのは、雨や雪が海に降り注ぐのと陸にある水が海に流れ込むためです。こうして海の水はいつでも同じ量を保っています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
今年も頻発 気候学者も驚く“極端な天気”が増えている理由
ウェザーニュース / 2024年10月12日 5時10分
-
【山口天気 朝刊10/7】秋雨前線 再び接近 一日雨は止み間なく降り続く見込み あさって9日(水)からは過ごしやすい秋晴れの日々に
KRY山口放送 / 2024年10月7日 7時6分
-
豪雨からウイーンを守った治水システムの「凄さ」 欧州第二の大河はなぜ洪水を起こさなかったか
東洋経済オンライン / 2024年9月29日 11時0分
-
広島大、地震波速度から火星の地下に液体の水が存在している可能性を発表
マイナビニュース / 2024年9月27日 15時28分
-
約4億6600万年前の地球に「環」があった可能性 史上2番目の大量絶滅の原因?
sorae.jp / 2024年9月24日 21時20分
ランキング
-
1「結婚を後悔した」のはなぜ? 既婚男女が明かした「自分ばかり我慢している」よりも生々しい理由とは
オトナンサー / 2024年10月20日 21時10分
-
2タレントのピーコさん死去、79歳…双子の弟と「おすぎとピーコ」で人気を博す
読売新聞 / 2024年10月20日 20時7分
-
3東京はひと時の舞台、30代女性「仮暮らし」の部屋 合わない婚活を止め「望む未来」をつかむまで
東洋経済オンライン / 2024年10月21日 7時40分
-
46畳のリビングにテレビを置くのですが、50インチだと大き過ぎますか?【専門家が解説】
オールアバウト / 2024年10月20日 20時15分
-
5もし戦艦「大和」やめてたら? 海に消えた“国家予算の約1割”で一体なにを作れたのか
乗りものニュース / 2024年10月20日 8時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください