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日本初の手帳は「警察手帳」だった

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月27日 18時10分

日本初の手帳は「警察手帳」だった

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「手帳」です。

1812年、世界で初めて“商品”としての手帳がイギリス・ロンドンの老舗メーカー『レッツ』から販売されました。これは創業者のジョン・レッツさんが、お店のお客さんたちから「商品の在庫や帳簿の記録を書き留められるものはないか」という声に応えて作ったものです。現在も『レッツ』は世界を代表する手帳の大手メーカーです。

日本では幕末の1862年、福沢諭吉が幕府の仕事でヨーロッパを訪問した際、フランス・パリで手帳を買って日本に持ち帰ったという記録が残っています。

その後、1877年(明治10年)には警察手帳が発行されました。日本で手帳が公式に作られたのはこれが初めてです。そんな警察手帳ですが、以前は身分証明書の他にメモ帳としての機能が付いていて横開きでしたが、2002年にデザインが改正されてからは、身分証明書としての機能に特化して縦開きになっています。

そして、1879年には当時の大蔵省が“職員用”ではなく、“一般用”の手帳を発行しました。1917年(大正6年)になると小型の手帳が発売されましたが、これを背広やワイシャツの胸ポケットに入れて持ち歩くのが、当時のサラリーマンのちょっとしたステータスだったそうです。

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