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カレンダーの「日曜始まり」は宗教に関係していた

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年3月28日 11時10分

カレンダーの「日曜始まり」は宗教に関係していた

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「カレンダー」です。

カレンダーには「日曜始まり」と「月曜始まり」の2つの種類があります。

これは1週間が始まる曜日の解釈の違いによるもので、宗教的な考え方が影響しているといわれています。現在、ほとんどの国で使用されている暦は、もともとユダヤの暦が由来となっていて、「日曜日を週の始まり」としています。

キリスト教でも週の始まりは日曜日としていますが、こうした考え方を取り入れたのが、アメリカや日本です。日本の場合、明治時代にこの考え方が伝わってからは、「日曜日を始まり」とするカレンダーが主流になったそうです。

ところがヨーロッパでは、キリスト教の方がたくさんいるにも関わらず、週の始まりを「月曜日」としています。これは“国際的な規模で標準をつくる組織”である「ISO(アイエスオー)」の勧告に従って、1970年代に「生活や実務上では週の始まりを月曜日にする」と決めたからです。こうした理由から、ヨーロッパではカレンダーも「月曜始まり」のものが多いそうです。

日本でもオフィスなど、お仕事関係の場所で使うカレンダーは「月曜始まり」のものを使われる方がいるそうです。ちなみに、私たちが使っているパソコンやスマホのカレンダーの設定は、「日曜始まり」になっていますが、これはご自身の手で「月曜始まり」に変えることができるそうです。

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