文具ソムリエールがすすめる~大人が使いたくなる“ビンテージカラー”のボールペン「サラサグランド」
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年4月15日 8時10分
黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に文具ソムリエールの菅未里が出演。大人が使いたくなる文房具を紹介した。
黒木)今週のゲストは文具ソムリエールの菅未里さんです。大人が使いたくなる文具を紹介してください。
菅)はい。
黒木)目の前にやってまいりました。まずは?
菅)1つ目は「サラサグランド」というボールペンです。
黒木)ボールペン。カラフルで、何色もありますけれども。
菅)こちらはパッと見るとちょっと高級そうなボールペンなのですけれども、最近、ボールペンのインクが、単純にカラフルではなくて黒ベース、「黒の代わりに使える色物のインク」というものが流行しています。
黒木)上品ですね。
菅)そうなのです。いままでは日本だと墨の文化がありますので、「ボールペン=黒のインク」ということだったのですけれど、最近は「黒の代わりに使える色物もいいよね」というものが出て来て使われています。こちらは黒以外に10色、黒も入れて全部で11色になります。
黒木)「ビンテージカラーのインクで上質な筆記時間を過ごせる」ということなのですけれども、困りますね。全部欲しくなりますね。
菅)そうですよね。悩んでしまうのですけれども、黒木さんはどの色がお好みですか?
黒木)いちばん最初に手に取ったこのバーガンディーとか、パープルとか、全部気になるのです。順番をつけているだけで。
菅)どの色も素敵ですよね。
黒木)お値段は1本どれくらいするのですか?
菅)こちらは1本1000円です。
黒木)ボールペンにしてはお高いですけれども、いいですね。
菅)1000円ですけれども、替え芯が80円なので、他のボールペンと変わらない替え芯の価格でずっと使い続けることができます。
黒木)困りましたね。欲しくなりますね。
菅)欲しくなりますよね。
黒木)次はどれでしょう?
菅)次はファイロファックスの「エクスプレッション」というシステム手帳です。
黒木)このシステム手帳ですか?
菅)そちらの2つと、アクセサリーと呼ばれる付属品をお持ちしています。
黒木)これですね。
菅)システム手帳は「ビジネスマン向け」という印象が強い商品ではあるのですが、近年、若い方たちにも人気の商品になっています。黒や茶色の革製品というイメージが強いのですが、さわやかなミントグリーンやブルーの色味のものも出ているということで、ご紹介いたします。
黒木)これは何ですか?
菅)それはペンループですね。ペン差しをあとから付けられるタイプのものです。
黒木)この手帳に。なるほど。ポストイットもカラフルですね。
菅)あとはステッカーですとかインデックス、ペンなどの小物を入れるポーチですね。
黒木)ポーチ。進化していますね、手帳も。
菅)スケジュール管理のものというイメージがあったシステム手帳ですが、いまではかなり趣味性が高くなっていまして、そちらもなかを見ていただくと、もう日付が入っているシステム手帳ではないのですね。年間いつでも始められて、ノートや記録を取る、趣味の記録ですね。そういう中身になっています。
黒木)いいですよね。カラフルでね。
菅)爽やかな色味で春の新作となっております。
黒木)大人の方が買って行かれるのですか?
菅)20代~30代、40代の方が多いですね。
黒木)やっぱり爽やかなものを持ちたいのですね。そして次は?
菅)次がノートなのですけれども。
黒木)私の大好きなノート。ベルトがついています。
菅)リングノートなのですが、リングノートのリングの部分を触っていただけますか?
黒木)あら、何これ?
菅)やわらかいのですよね。ソフトリングと呼ばれるものです。リングノートが苦手な方は、「手にリングが当たってしまって痛くて使えない、隅まで書けない」と言います。こちらはコクヨさんの商品なのですが、コクヨさんが独自に開発したソフトリングで手が痛くなりにくい。そしてリングノートなので、360度開いて場所をとらずに使えるという素敵な商品なのです。
黒木)いろいろ工夫されているのですね。
菅)色味も最近の「くすみカラー」を採用しているので、大人っぽいお色味となっております。
菅未里(かん・みさと)/文具ソムリエール
■文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。
■現在は国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。
■毎日をちょっと楽しくする文房具を紹介するサイト『STATIONERY RESTAURANT』を運営。著書に『毎日が楽しくなる きらめき文房具』『文具に恋して。』など。
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