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「ハマの番長」は毎日、日が暮れても走っていた……同僚、そしてコーチとしてともに戦った野村弘樹が目撃した三浦大輔の“努力”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年4月19日 17時30分

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プロ野球 横浜―広島 好投した横浜・三浦大輔投手 

ショウアップナイター エピソード55
<エピソード9~三浦大輔の精神はこれからチームに浸透する~>

~今年2021年、放送開始から「55周年」のシーズンを迎えたニッポン放送「ショウアップナイター」。これを記念し、中継だけでは届けきれない取材情報や解説陣の“ここだけの話”など、「55」のエピソードを紹介していく連載企画~

ショウアップナイター解説者の野村弘樹が、現役時代、そして投手コーチ時代にともに戦ったDeNA・三浦大輔監督とのエピソードを語った。

プロ野球 横浜―広島 好投した横浜・三浦大輔投手  撮影日:2005年09月20日  撮影場所:神奈川県横浜市・横浜スタジアム 写真提供:産経新聞社

今年2021年、55周年を迎えるニッポン放送ショウアップナイター。その解説者である野村弘樹が、今シーズンからDeNAの一軍監督として指揮を執っている三浦大輔との、現役時代の関係性を明かした。

「もちろん現役時代は長年にわたって一緒にプレーしていましたし、デーゲームの後とかは、一緒にご飯食べに行ってました。若いころは家族ぐるみで一緒にご飯食べにいったりしてましたね。

そして、思い出深いのが2005年ですね。僕が現役を引退してベイスターズの投手コーチの時、ピッチャー陣の成績が非常に良かった年でした。土肥義弘が初の二桁勝利となる10勝を挙げたり、三浦大輔と門倉健のふたりがリーグ最多の177奪三振を記録して最多奪三振のタイトルを獲得してくれました。僕も投手コーチとしていろんなことを考えながらやってた中で大輔が先頭に立って頑張ってくれたので、その印象が非常に強いですね。選手同士のころは、みんなでワイワイやってた感じですが選手とコーチという立場になった時に、頑張ってくれたのは大輔でした」

ニッポン放送ショウアップナイター解説者 野村弘樹氏

「大輔は、正直足は速くないし、身体能力もずば抜けて凄かったかというとそうでもなかったので、とにかくコツコツと毎日いろいろな事に取り組んでいた選手でした。キャンプの時も、夜間練習でシャドーピッチングをしていましたが、必ず1番に来てシャドーピッチングをしていたのが大輔でした。

お互いが現役時代のキャンプの話ですが、大輔と同部屋になったことがありました。その頃は毎日毎日、日が暮れても走ってました。まあ、走ってたというよりは走らされていましたけど(笑) 僕は、夕方5時頃には帰ってましたが、帰ってシャワー浴びてグラウンド見ると大輔はまだ走ってましたよ。あれだけ長いこと選手生活が出来たのは、その時に身に付いた精神力、体力があったからだと本人も感じてたでしょうし、その努力は噓をつかなかったなと思います

そんな「ハマの番長」が、今シーズンからDeNAの一軍監督として指揮を執っている。

「大輔は、負けず嫌いだし、やられたらやり返すという思いも強いし、なによりあの男は諦めない! それがピッチングにはよく出てたなと感じますね。だから監督になってもその思いというのは当然貫いているでしょうし、そういう野球をすると思います。確かに(今シーズンの)スタートは苦しみましたが、これから外国人も戻ってきて戦力も落ち着いたらしっかりと戦えるのかなという思いでいます。監督の気持ちが行動となり、これから組織としてチームとして浸透していくと思います」

ショウアップナイター エピソード55

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