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雑誌の付録にあった“ペラペラのレコード”って何だったの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年4月28日 11時25分

雑誌の付録にあった“ペラペラのレコード”って何だったの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月21日放送分のテーマは「SP盤とソノシート」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

EP盤、LP盤よりも歴史が古いのが「SP盤」です。「SP」は「standard playing」の略で、「標準演奏」という意味です。

EP盤やLP盤の主な原材料が塩化ビニールなのに対して、SP盤は主に樹脂でできていました。割れやすいのが欠点なのと、雑音が多くて録音時間が短いため、1970年ごろに生産が終了しています。

また、主に雑誌の付録として付いていた“ペラペラのレコード”をご存知でしょうか? これは1958年、フランスで開発された塩化ビニール製のレコードで、名前は「フォノシート」です。「ソノシートじゃないの?」と思われた方がいらっしゃるかも知れませんが、これは「朝日ソノラマ」の登録商標だそうです。

ここでは馴染み深い「ソノシート」と呼ばせていただきます。通常のレコード盤と比べて、音質面では劣るそうですが、安くて大量に生産できるのがメリットでした。

ソノシートには、レコード盤やCDには収録されていない、レアな音源や非売品のものが多いのが特徴です。また音楽だけでなく、ナレーションやニュース音源もあって、当時を知る貴重な資料となっています。そんなソノシートですが、CDの普及とともに徐々に見られなくなって行きました。

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