佐久間P「なんか涙が出てきて」ドラマを見て学生時代の思い出がフラッシュバック
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年5月12日 11時40分
5月5日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。福島県いわき市出身で、上京して最初の1年間暮らした学生寮の思い出を語った。
動画配信サービス「Hulu」に勤める知人から、オリジナルドラマ『息をひそめて』の推薦コメントを書いてもらいたい、という依頼を受けたという佐久間。『息をひそめて』はコロナ禍の2020年が舞台で、多摩川沿いに暮らす人々のささやかな日常を描くオムニバスドラマ。第2話では石井杏奈が主演で、コロナ禍でリモート講義だけになっても、寮に残り続ける大学生を主人公とした物語となっている。
ドラマに登場する古びた学生寮を見て、生田駅(小田急線・神奈川県川崎市)にある、地元、福島県いわき市が経営している「いわき市潮学生寮」で過ごした記憶が蘇ったと語った。
「大学は早稲田なんだけど、寮は生田駅にあって、6畳の部屋に2人での相部屋。とにかく安くて。月額、相部屋の料金が5000円で、共益金が1万5000円、食材費が1万6000円ぐらい。合計3万7000円で2食付き。すごくない!? 今考えると信じられない(笑)。だけど、生田駅からだと、早稲田の1限の授業に行こうと思うと、朝の6時に起きてもギリギリなんだよね。
相部屋の相手は、同じ高校から上京してきたYくんっていう同級生で。それまでは一言も喋ったことない人だったけど、相部屋になってから友達になったの。すごくいいやつで、だけど18歳の男2人の相部屋ってさ、いろいろ問題があるわけ。問題にぶち当たることもあったんだけど……。そういう問題とかを繰り返しながら、1年間一緒に暮らした」
「東京に出てきて、僕は男子校育ちだったから女の子とうまく喋れなくて。大学のサークルに入ったけど『なまってるね!』って言われて、結構、田舎者からするとショックで。半年ぐらいは怖くて、福島の同じ高校だった4人とばかり遊んで。4人で何をしていたかというと、寮の僕の部屋で『桃太郎電鉄』とか『実況ワールドサッカー』とか、延々とゲームをしていた。
まだ携帯もない時代だから、電話は基本、呼び出し。バイト代で自分の部屋に電話を引いて、そこに留守電を入れて。本当、いつの時代だ? っていう話なんだけども。そうしたらその寮の奴らに、留守電のテープが擦り切れるまでイタ電を入れられたりして(笑)。
トイレも風呂も共同。だから、その年の1月か2月ぐらいかな、いっせいに水虫が流行ったんだよね。だから、18から19歳になった最初の月の思い出って、地獄のような水虫っていう」
「そのドラマで石井杏奈さんが寮の食堂でカレーを食べていたんだけど、『ああ、自分もカレーを食べてたなー!』って。カレー、ぜんぜんおいしくなくてさ、『カレーがおいしくないとか、あるんだなぁー……』って思いながら食べていたのも思い出した。ドラマでも屋上で洗濯をしていてね。自分も屋上で洗濯していたな。懐かしいなぁ……って。
とにかく、ことあるごとに自分の18歳の時期を思い出したの。ドラマでグッときているのか、自分の思い出でグッときているのか、分からない状態。
でも、大学まで遠すぎたから、そこに1年しか住んでいないのね。寮は高台にあって。明治大学農学部がある高台で、その近くにあって。僕が引っ越すとき、そこから駅まで荷物を運ぶのを、みんなが手伝ってくれたりして。小田急線に乗って、高台にある寮を見ながら『ここから出ちゃうんだな』って。つるんでいた3人も、なんか寂しそうにして」
「思い出がフラッシュバックして。なんか涙が出てきて。そういうドラマではないのに、本当にガンガン涙が出てきて。懐かしさで死にそうだな、こんなに記憶の扉が開くことあるんだな、と思って。
で、エンドロールを見ていたら、そこに『撮影協力:いわき市潮学生寮』って出てきて、『えぇっ!? えっ……オレの住んでいた寮なんだけど!!』って。上京して、27年前に住んでいた寮だった。そりゃあ懐かしさもあるよ!(笑)」
エンドロールを見て、自分が実際に過ごしていた寮だったことが判明し、仰天したという佐久間。驚きと感動のあまり、ドラマをもう一度最初から見てみると、“まんまそれだった”とのこと。そのまま朝まで一気見したそうで、「いいドラマなんで見てください」と改めて紹介した。
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