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国産メガネフレームの約95%がつくられている場所とは

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年5月21日 11時25分

国産メガネフレームの約95%がつくられている場所とは

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月14日放送分のテーマは「メガネの産地」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

日本には、世界に誇るメガネの産地があります。福井市と鯖江市を中心として、国産メガネフレームの約95%が福井県でつくられています。

始まりは1905年(明治38年)、農業ができない冬でも安定した収入が得られるようにと、実業家の増永五左衛門がメガネのフレームづくりに注目しました。大阪から職人を招いて製造技術を学び、現在の福井市で、農業の副業としてメガネづくりを広めて行きました。

その後、活字文化の普及とともに、メガネの需要も増えて行きます。合わせてメガネづくりも、福井市から隣の鯖江市へと広がって行きました。

次第に、専門の職人がパーツごとに分かれてメガネをつくる、いわゆる分業化が進みます。こうして鯖江の町全体が、ひとつの大きな工場としてメガネをつくるようになります。その結果、鯖江は「めがねのまち」と呼ばれるようになりました。

1980年代には、世界初の軽くて丈夫なチタン製メガネの開発に成功し、これによって鯖江は国際的なメガネの産地としての地位を築き上げました。

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