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庭のアジサイが、次の年には違う色に……なぜ色が変わるの?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年5月25日 11時25分

庭のアジサイが、次の年には違う色に……なぜ色が変わるの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月18日放送分のテーマは「アジサイの色」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

アジサイには赤や青、紫などの色がありますが、これにはアントシアニンという色素と、土のなかに含まれるアルミニウムが関係しています。アジサイがアルミニウムをたくさん吸収すると、アントシアニンと反応して青くなります。

逆にアルミニウムを吸収しないと、赤くなります。その中間の量だと紫色になるそうです。

さらに土の性質も、アジサイの色に影響しています。土の性質が酸性の場合、アルミニウムが溶け出す量が多いため、アジサイに吸収される量も多くなることで青色になります。

逆に土の性質が中性やアルカリ性の場合、アルミニウムが溶け出す量が少なく、吸収される量も少ないため、赤や紫色になります。

お店で買って来たアジサイを庭に植えたところ、次の年には違う色が咲いた……というのは、よくあることだそうです。これも土の性質と含まれるアルミニウムの量によるもので、それ以外にも色に関しては、たくさんの要素が関係しているようです。

ただし、すべてのアジサイが環境によって色が変わるわけではありません。例えば白のアジサイは、色素のアントシアニンを持っていません。ですので、色が土の性質に左右されることはないそうです。

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