【ロースクール卒業】「遺族年金搾取疑惑」報道に「小室圭さんはしっかりと説明を」竹田恒泰氏が指摘する“皇室が最も嫌うこと”
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月3日 18時35分
秋篠宮家の長女眞子さまの婚約者・小室圭さんが、アメリカ ニューヨーク州のロースクールを5月に卒業した。7月にニューヨーク州の司法試験を受ける予定とのこと。
小室さんは、母親と元婚約者男性の金銭トラブルのなかで「遺族年金」についての疑惑報道がなされているが、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では4月に、作家で政治評論家の竹田恒泰氏がこの報道について対応について検証した。これをもとにした「ニッポン放送 NEWS ONLINE」掲載記事を、再公開する。(初出:5月4日 ※掲載写真は一部変更)
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旧皇族の竹田家出身で明治天皇の玄孫にあたる、作家で政治評論家の竹田恒泰氏が4月27日(火)、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚問題が世間を騒がせている小室圭さんに必要な“誠実性”について言及した。
「遺族年金搾取疑惑」報道に対する説明責任
連日報道されている、秋篠宮ご夫妻の長女眞子様の婚約内定相手小室圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブル。そしてこのなかで浮上してきた「遺族年金」についての疑惑報道について、竹田氏はその説明責任を指摘した。
「問題があるのが、これも週刊誌が突いたところなのですが、小室さんのお母さんが、元婚約者の方と婚約関係にあったときに「私たちがこのような関係にあることは外には明かさないでほしい」というようなメールを送ったという記事がありました。これはなぜかというと、小室さんのお父様が亡くなっていますから、もしバレてしまったときに、その遺族年金が貰えなくなってしまう。もしこれが本当なのなら、年金というのは国の財産なので、これを騙し取ったということにもなりかねない。これは週刊誌が報じたことなのでどこまでが本当かは分かりませんが、このことについて小室さんはしっかりと説明をしなければいけない。
『借りたお金』ということになると、年金詐取疑惑ということになりかねない。『貰ったお金』ということになれば、ではなぜ返さないのかということになるので、こっちを立てるとこっちが立たないというような感じになってしまっているのです。
年金の問題と絡めて大きな問題になるのではないかと思うのは、国を騙してお金を取るというようなことがもし本当であれば、これは許さないというくらい日本社会というのは厳しいのです。たとえば芸能人のスキャンダルで仕事を外されて復帰できるかというときに、復帰できる人と復帰できない人がいるではないですか。勿論すべてのパターンが決まっているわけではないのですが、少しずるかったり裏で口裏を合わせて騙そうとしていたり、もしくは助成金を多く取るなどして国のお金を騙し取る、このようなことをした人は基本戻ってこないのです」
騙したりずるく立ち回ったり……皇室が最も嫌うこと
「これが普通の結婚ならいいのですが、将来の天皇の義理のお兄さんになる方ですから。天皇というのは法律を公布する国家機関なのですが、つまり国会を通過した法案が、陛下が裁可なさって公布されて初めて法律が効力を持ちます。その法律を公布するお立場の天皇陛下が、もし遵法精神が低くてちょっとした違法なことをなさるような方だったら、国民としては法律を守ることが馬鹿らしくなってしまいます。
これはよく昔から言われているのですが、上皇陛下は、御用邸にいらしたときによくお車で外にドライブにおいでになる。あるとき、侍従がお見送りをして門を出てすぐのところで急ブレーキをかけたというのです。すると、ぱかっと扉が開いて当時の天皇陛下が走って戻ってきました。『天皇陛下、どうなさいましたか』と言うと、『免許証を忘れた』と言うのです。免許不携帯は違法ですから、1秒でもこの違法状態を解消しなければいけない。そして車を置き、助手席には必ず誰かが乗っているので、それで猛ダッシュで走って戻ってきたと言うエピソードを聞いて、やはり法律を公布なさるお立場なので、ちょっとした法令違反もやってはいけないという強い思いがおありなのだろうと私は解釈したのです。
それが皇室なので、騙したりずるく立ち回ったりとか、どこかのお金を払わなくていいことにしたり、国のお金をせしめたりということには、近付いてはいけないというか、皇室は最も嫌うことなのです。なので、宮様とご結婚なさる家の方がそのような貰ったお金や借りたお金、もしくは年金のことも疑惑として言われていますが、これはもう“一皇族”の個人的な話などではなく、一歩間違えれば皇室そのものに大変大きなダメージになってしまうのです。
いま日本は“コロナ禍”と言われていますが、皇室は“小室禍”となっており、これをなんとかして乗り越えなければいけないという厳しい状況になっています」
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