なぜ山形県は「日本一のサクランボ産地」になったの?
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月8日 11時25分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月1日放送分のテーマは「サクランボの産地」です。
2020年に収穫されたサクランボの産地の割合ですが、山形県が76%で、全体の4分の3以上を占めています。その次が北海道で8%、山梨県が6%です。山形県はどうして、これほどサクランボの生産が盛んなのでしょうか?
サクランボは1868年(明治元年)に日本に伝わったあと、1875年には全国にサクランボの苗木が配られました。こうして全国でサクランボの栽培が試験的に始まったのですが、山形県を除くほとんどが霜や梅雨、台風によって上手く行かなかったそうです。
山形県の場合、山が多い盆地ですが、逆に山々に守られて梅雨時も雨が少なく、台風の被害も少なかったそうです。そして“夏は暑く、冬は雪が多い”という山形ならではの気候が、サクランボの産地に適した大きな要因と考えられているそうです。
この他にも「佐藤錦」に代表される品種開発や、雨よけ栽培といった技術開発など、たゆまぬ努力によって、山形は「日本一のサクランボ産地」と呼ばれるようになったそうです。
そんな山形県のなかでも、寒河江市は1990年(平成2年)、サクランボの最盛期である6月の第3日曜日を「さくらんぼの日」として定めました。ちなみに、2021年の「さくらんぼの日」は6月20日だそうです。
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