「佐藤錦」は当初、違う名前が付けられる予定だった
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月10日 11時25分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月3日放送分のテーマは「佐藤錦」です。
山形県のサクランボの栽培面積で、約8割を占めているのが「佐藤錦」です。佐藤錦は大正時代、山形県東根市で生まれました。
当時、サクランボを栽培していた佐藤栄助は、新しい品種の開発に取り組みました。そして甘い反面、果肉が柔らかくて保存がきかない「黄玉(きだま)」という品種と、酸味は多いけれど果肉が固くて日持ちがいい「ナポレオン」という品種を掛け合わせました。
その後も苦労を重ね、1922年(大正11年)、ついに新しい品種の開発に成功しました。
当初、佐藤さんはこの品種に「出羽錦(でわにしき)」という名前を付けようと考えていたそうです。それに対して、自分の名字を入れた「佐藤錦」という名前を付けるように勧めたのが、佐藤さんを陰でずっと支え、このサクランボを普及させた岡田東作でした。
また、岡田さんは佐藤錦を新しい品種として登録するように勧めましたが、佐藤さんは「サクランボを植えたい農家に安く分けてあげたいから」と、登録しなかったそうです。そのため佐藤錦は、誰でも気軽に栽培できるようになりました。
その結果、佐藤錦は山形を代表するフルーツとなり、たくさんの人たちから愛されるようになりました。
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