世界初の「機械式時計」、当時はどれくらい正確だったの?
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月16日 11時25分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月9日放送分のテーマは「時計の進化」です。
13世紀~14世紀ごろ、世界で最初の「機械式時計」が誕生しました。おもりが下に落ちる力を利用して動く時計で、文字板や針がなく、鐘を鳴らすことで時を知らせていました。ところが、1日30分~1時間もズレていたそうです。
そんななか、イタリアの物理学者であるガリレオ・ガリレイが、「振り子は同じ長さであれば、大きく振れても小さく振れても1往復にかかる時間は変わらない」ということを発見しました。
この原理を使って、オランダの科学者であるクリスチャン・ホイヘンスが、17世紀に「振り子時計」を発明します。これによって時計の遅れは1日2~3分に改善されました。
続いて、ホイヘンスは“持ち運びできる時計”の開発に乗り出し、小型化が難しい振り子に代わって、ゼンマイの力を利用することを思いつきます。さらに時計の心臓部にあたる「テンプ」を発明し、ゼンマイと組み合わせることで、持ち歩きできる時計の開発に成功しました。
それでも機械式時計の場合、1日何秒かズレてしまうのと、ゼンマイを巻かなければ止まってしまうのが欠点でした。そこで誕生したのが「クオーツ時計」です。
クオーツとは「水晶」のことで、テンプとゼンマイの代わりに水晶と電池を使った時計です。1968年(昭和43年)、セイコーが世界で初めて商品化に成功しました。当時のクオーツ時計は1ヵ月に5秒しかズレず、電池で1年も動き続けたそうです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
シックなデザインに惚れ惚れ。男の腕元を格上げするグランドセイコー 45GS復刻モデル
&GP / 2024年9月8日 22時0分
-
国内外問わず大人気のモデル!「TiCTAC」40周年を記念した「SEIKO」コラボレーションウオッチ
IGNITE / 2024年9月6日 22時30分
-
グランドセイコー「スプリングドライブ」のおすすめモデル5選 立体デザインの文字盤など特別なディテールを持つモデルをピックアップ【2024年9月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月5日 6時10分
-
<グランドセイコー>スプリングドライブ「キャリバー9R」誕生20周年を記念し、秋の穂高連峰を朝日が照らす様を映した新作が登場
PR TIMES / 2024年8月27日 15時15分
-
今売れている「セイコーセレクション」おすすめ&ランキング 予算1万円から! リーズナブルな腕時計【2024年8月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年8月23日 17時45分
ランキング
-
1夫の家事に不満は?妻の2人に1人が「迷惑」…「高価な調味料買ってくる」「勝手に食材使われる」
まいどなニュース / 2024年9月16日 16時16分
-
2「血糖値」下げるつもりが、じつは無意味な習慣4つ 「健康的な面」だけにフォーカスを当ててもダメ
東洋経済オンライン / 2024年9月16日 15時0分
-
360歳で仕事を辞めたいならやっておくべき5つのこと
オールアバウト / 2024年9月16日 21時40分
-
4ワークマン「エックスシェルター断熱防水防寒ジャケット」はマイナス20度でも寒さを感じない“着る断熱材”アウター 予約販売分はすでに完売
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月16日 18時30分
-
5この中に1000円台もあるよ!コスパを“超えた”ワークマンの最新&注目スニーカー5選
&GP / 2024年9月16日 19時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください