R-指定、ファンキー加藤に「ぜんぜん吹っ切れてないじゃないですか」“脱・韻宣言”のウソをあばく
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月22日 11時50分
6月15日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nutsがパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)が放送。FUNKY MONKEY BΛBY’S・ファンキー加藤がゲストとして生出演し、3人で音楽談義をくり広げた。
以前からR-指定は、FUNKY MONKEY BΛBY’Sの楽曲について「ファンモンはめちゃくちゃテクニカルなラップで、韻がめっちゃ固いんです」「ファンキー加藤さんはものすごい“韻フェチ”」と、韻について語り合いたいと熱望しており、今回の放送でそれが実現した。
R-指定:デビュー曲『そのまんま東へ』を聴いた時、「めっちゃキャッチーで、めっちゃ韻が固い人が出てきた!」って俺は思っていて。で、『恋の片道切符』でもめっちゃ韻が固くて。凄く入り組んだ踏み方をしているから、俺はめちゃめちゃテンションが上がったんですよ!
加藤:そうね、僕も韻が好きで。やっぱり韻を踏まないとラップとして成立しないっていう、そういう意識があったから。
R-指定:大振りのでっかいメロディーの枠に、ボーンと長い韻をハメる感じがすごく新鮮で、興奮したんですよ。
加藤:デビュー当時はすごい韻にこだわりは持っていて。でも、2006年にデビューして1年間やって、僕らがターゲットとしていたお客さん層に「韻」というものは届かなかったんだよね。一生懸命、3~4時間かけて作った16小節のバースの韻に、ほとんど触れてもらえず、「凄くいいメッセージ!」「勇気の出る言葉!」っていうところだけがフックアップされることが多かったから。
DJ松永:ああ~……そうなんですね。
加藤:韻は途中で切り離したかな。で、切り離した1発目のシングルが『Lovin’ Life』。で、ドーンと……。
R-指定:いや、加藤さん……違う!
加藤:いやいや(笑)
R-指定:「『Lovin’ Life』で韻を切り離した」って言っているけど、全然!
加藤:あはははは(笑)
R-指定:(『Lovin’ Life』の歌詞を読み上げ)「ふた“りのまちまで”」「“いのがしらせ”ん」
DJ松永:踏んでるな……。
加藤:あはははは(笑)
R-指定:かっこつけて「『Lovin’ Life』で韻を切り離した」って言っていたけど、とんでもなく長い韻を踏んで! ぜんぜん吹っ切れてないじゃないですか。
DJ松永:でもこんなの、ファンも気付かないよね?
加藤:誰も気づかないよ! Rくんが初めてなのよ! ディレクター、モン吉、ケミカルも、誰も気付かない。初めてRくんが気づいてくれたよ!
R-指定:でも何で、「『Lovin’ Life』で韻を切り離した」なんて言ったんですか?
加藤:当時は大人の方達とのやり取りがあって、要は「韻にこだわるな」っていうことを言われたりして。例えば、メッセージとか、キャッチーなメロディーとか、そういうことこそヒットする曲への近道だから、みたいな。だから、そっと小節の中に忍ばせていて。
DJ松永:静かなる抵抗ですよね。事務所に止められたから、誰にも気づかれないようにひっそりと韻への愛を育んでいたと(笑)
加藤:そうそう(笑)
『Lovin’ Life』以降、歌詞に韻を入れ込むのをやめたように見せて、実は韻を踏んでいたと明かした加藤。忍ばせすぎてスタッフやメンバーも気付かなかったそうで、韻に気付いたのはR-指定が初めてだと語った。
FUNKY MONKEY BΛBY’Sといえば数々のヒット曲を世に送り出し、デビューから3年でNHK紅白歌合戦に初出場している。番組終盤、加藤が当時のことを「正直、俺達はそんなに考えていなくて、事務所のハンドリングがすごく上手だったし、ファンモン3人でやっている意識はなくて、事務所、レコード会社の人たちとかグループ全員でファンモンだった。なんだったらライブ中のお客さんも含めて、みんなでファンモンという旗を掲げていた」と語り、人気が出たのは周囲のおかげだったと回想。
また、事務所やレコード会社の提案について、自分はイエスマンで反抗することは無かったと明かすと、DJ松永がすかさず「反抗してましたけどね。こっそり」と突っ込み、韻を歌詞に入れ込んで反抗していたと指摘。R-指定も続けて「俺がいなかったら迷宮入りや!」と同調すると、降参した加藤が「名探偵!」と言って笑いを誘った。
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