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2020年の台湾の総統選で行われたAIを使った情報戦~日本も他人事ではない

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月23日 17時35分

2020年の台湾の総統選で行われたAIを使った情報戦~日本も他人事ではない

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月23日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。「慰霊の日」を迎える現在の沖縄の状況、また、緊迫する台湾の状況について解説した。

台湾総統選で再選を果たした民進党の蔡英文総統=2020年1月11日、台北市(共同) 写真提供:共同通信社

6月23日は沖縄の「慰霊の日」~コロナ禍で沖縄全戦没者追悼式は縮小して実施

6月23日は沖縄の「慰霊の日」である。第二次大戦の沖縄戦は1945年3月、アメリカ軍の上陸に始まり、6月23日には組織的な戦闘が終結した日とされている。糸満市の平和祈念公園で開催する沖縄全戦没者追悼式は、参列者を30人程度に縮小して実施する方針であり、2020年と比べても5分の1程度となる。

飯田)コロナ禍の影響ということが言われております。

高橋)そうですね。沖縄は大変ですから。

飯田)緊急事態宣言がまだ出続けているなかでの開催になりますからね。先の大戦において、地上戦が行われたところだということですが、沖縄、またはこの周辺、台湾海峡などもかなりきな臭くなって来ている状況下で、ということにもなります。

高橋)残念ですけれど、仕方のないことなのでしょうね。去年(2020年)も同じような状況でしたが、1年経っても、まだ脱せないということでしょう。

飯田)コロナ対策等々を考えると、ワクチン接種との読み合いになって来ます。

観光客が減って打撃を受ける沖縄

高橋)そうでしょうね。いまは沖縄ですけれど、他のところも大変ですよね。観光客が行かなくてね。

飯田)そうですね。特に沖縄は。

高橋)観光に依存しているので、ひめゆりの資料館もお客が減ってしまって大変だということです。

飯田)クラウドファンディングで。

高橋)何とかなっているということですけれど。でも大変ななかで、このような重要な行事もできなくなってしまうというのは残念ですね。

2020年の台湾の総統選でAIを使った中国による情報戦が行われた

飯田)沖縄周辺の状況も、また注目されています。スクランブルも頻発しています。

高橋)そうですね。台湾は火薬庫のようになりそうですよね。でも物理的な戦争というよりは、情報戦が最初に行われると思います。既に行われていますけれど。

飯田)朝日新聞が報じていましたが、AIを使ったさまざまな情報戦が、2020年の台湾の総統選でも行われたのではないかと。

高橋)ずっと行われているのではないですか。AIの世界では、交戦中かも知れないですよ。国境なしで自由自在ですからね。

日本も他人事ではない

飯田)国境なしという意味では、日本も他人事ではない。

高橋)そうですよ。インフラのところにまず落として、そのあとに物理的な軍事力の行使があるというのが普通です。もう既に行われていて、非常に大変な状況だと思います。

飯田)それに対して、フェイクニュースなども総統選ではかなり出て来ていたのではないかと指摘されています。

高橋)流すのは簡単でしょう。

飯田)「自国の選挙であっても」ということを考えると、今年(2021年)は選挙イヤーでもあります。

高橋)民主主義国をやっつけるには選挙でやれば合法でしょう。そしてそこを攻める方がコスパが高いですよね。

飯田)そういうところにまで、目を配らなくてはいけない時代になって来たということですね。

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