黒木瞳が通うハム・ソーセージ専門店の一番人気「レバーケーゼ」の美味しさ
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年6月28日 8時10分
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(6月21日放送)に東京・世田谷区のハム・ソーセージ専門店「DADACHA(だだちゃ)」のオーナー、小池保が出演。30周年を迎えた「DADACHA」のソーセージについて語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。6月21日(月)~26日(金)のゲストはハム・ソーセージ専門店「DADACHA(だだちゃ)」のオーナー、小池保。1日目は、店舗名の由来、そして、いちばん人気の「レバーケーゼ」の美味しさについて—
黒木)今週のゲストは東京・世田谷区のハム・ソーセージ専門店「DADACHA(だだちゃ)」のオーナー、小池保さんです。よろしくお願いします。
小池)よろしくお願いします。
黒木)私もよく行きます。お世話になっていますけれども。「おかげさまで30周年」と書いてあって、「30周年なのか」と。では私は最初から行っているなと思いました。
小池)そうですよね、今年の2月で30周年を迎えました。
黒木)1991年に開業なさったということですが、当時は本格的なソーセージの専門店は少なかったのですか?
小池)少なかったですね。東京都内でも本当に数えるほどしかなかったのではないかと思います。店を始めるにあたって、いろいろなところを歩いてリサーチしてみたのですけれども、専門的なソーセージ店というのはほとんどなかったですね。
黒木)ちなみに「DADACHA」は豆の名前でもありますけれども。この名前の由来は何ですか?
小池)一緒に店切り盛りしてくれている妻の出身が、山形県の庄内地方で日本海側に面しているところなのですけれども、そこで収穫されるのがだだちゃ豆なのです。
黒木)美味しいですよね。
小池)「だだちゃ」というのは庄内地方の方言で、「お父さん」とか「旦那さん」という意味がありまして、「旦那さん、お父さんがやっている店」というようなことで「DADACHA」とつけたのです。8月には本場のだだちゃ豆を農家の方から仕入れて店でも売っています。
黒木)その「DADACHA」で提供しているソーセージの特徴を教えていただきたいと思いますけれども。
小池)まずは新鮮な豚肉を使っているということです。冷凍肉は一切使っていません。使っているスパイス類はドイツのスパイス。そして、塩、岩塩もドイツのアルペンザルスという塩です。レシピもドイツの伝統的なレシピを日本人の舌に合うようにアレンジしています。
黒木)ものすごく美味しいと思います。私はウィンナーとハムとレバーペーストが好きで、ほとんどその3種類しか購入しないのですけれども。小池さんがおつくりになっているとずっと思っていたのですが、職人さんがいらっしゃるということなのですね。
小池)つくり手がいます。
黒木)その職人の方はこの30年間、変わらず、ですか?
小池)まったく変わっていません。
黒木)すごいですね。だから味が変わらないのですね。
小池)そうですね。よく付き合ってくれているなあと思いますけれども。
黒木)どれくらいの種類のソーセージを扱ってらっしゃるのですか?
小池)腸詰類、ウィンナー類ですね。ウィンナー類で12~3種類。ボロニアソーセージに代表されるようなスライスで食べるソーセージ類が、これも12~3種類です。それ以外にペーストやベーコン、ロースハム、ボンレスハム、そういうものを入れると大体40種類近いですかね。
黒木)いちばん人気がレバーケーゼ。
小池)うちの店の看板商品ですね。英語で言うとミートローフですか。レバーと豚肉をきめ細かく練り合わせたものをケースに入れてオーブンで焼き上げたもの。南ドイツのバイエルン地方を代表する食べ物です。レバーの苦手な方でも、召し上がっていただくと「これは美味しい」と言います。
黒木)これは冷たいままいただくのですか? それとも温めますか?
小池)どっちでもいいのです。毎日焼き上げていますけれども、焼きあげを買われて、「熱々が美味しい」と言うお客様もいれば、冷めても1週間冷蔵庫で持ちますので、冷たいまま切ってパンに挟んでサンドイッチにしてもいいですし、少し厚めに切って両面焼いて、ハムステーキ風な感じで食べても美味しいです。パンにも合うしご飯にも合うという。
黒木)ご飯にも合うのですか?
小池)ご飯にも合います。
小池保(こいけ・たもつ)/ ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」オーナー
■東京都世田谷区尾山台にある ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」のオーナー。
■1991年オープン。30年にわたって多くの人を楽しませている。
■店名の「DADACHA(だだちゃ)」は、小池さんの奥さんが山形出身であることに由来。
■小池さんは元カメラマンで、仕事で訪れた南ドイツでハムとソーセージに魅せられた。
■職人さんは別にいて、小池さんは30年間・販売を担っている。
■常連のなかには東京在住のドイツ人も。「本国の味」と保証してくれている。
■看板商品は豚レバーと豚肉を半々に合わせてオーブンで焼いた「レバーケーゼ」。
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