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花火の始まりは“見て楽しむ”ものではなかった?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月6日 11時25分

花火の始まりは“見て楽しむ”ものではなかった?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月29日放送分のテーマは「花火の歴史」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

花火の始まりについては諸説ありますが、紀元前、中国の秦の始皇帝の時代、万里の長城で使われた狼煙(のろし)とする説が有力です。狼煙とは火を焚いて煙を高く上げ、離れた場所からその煙を確認するもので、警報や合図として使われていました。

さらに、唐の時代に火薬が発明されたことが、花火の始まりだという説もあります。

その後、主に軍事用に使われていた火薬が“見て楽しむ花火”として発展する流れは、14世紀ごろのイタリアで始まったと言われています。キリスト教のお祭りに火花や音を出す花火が登場し、やがてヨーロッパ各地に広まって行きました。

日本に花火が伝わったのは、16世紀の戦国時代のころです。当初は主に狼煙として使われていて、現在のような“見て楽しむ花火”が登場するのは江戸時代になってからです。

1733年には“記録に残る花火大会”として、日本最古の歴史を持つ「隅田川花火大会」が行われました。

花火が打ち上がったとき、「たまや~」「かぎや~」という掛け声が聞こえる場合がありますが、これは隅田川花火大会を担当していた花火師の屋号、「玉屋」と「鍵屋」のことだそうです。

江戸の人たちは、それぞれの花火をほめたたえて「たまや~」「かぎや~」と声を掛けていました。

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