1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

線香花火は落ちるまでに「起承転結」が存在する?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月9日 11時25分

線香花火は落ちるまでに「起承転結」が存在する?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月2日放送分のテーマは「線香花火」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

「線香花火」には、2つの種類があります。1つは「スボ手牡丹」というもので、西日本を中心に楽しまれています。「スボ」とは藁のことだそうです。

藁の細い管のなかに火薬を入れ、お線香のように香炉に立てて火をつけて楽しんだことから、「線香花火」という名がついたとされています。楽しむ際は火をつけたあと、斜め上や横に向けます。

もともと、米づくりが盛んな関西には藁が豊富にあったため、藁を使った「スボ手牡丹」が関西を中心に親しまれ、その後、西日本各地に広まって行きました。

もう1つの種類は「長手牡丹」で、こちらは東日本を中心に親しまれています。関東では米づくりよりも紙すきが盛んだったため、藁の代用品として、和紙で火薬を包んでつくられました。楽しむ際は火をつけたあと、下に向けます。

線香花火は、火をつけてから落ちるまでの間に起承転結があり、大きく4段階に変化します。

その姿はそれぞれ「牡丹」「松葉」「柳」「散り菊」と名づけられ、移り変わる様子は人生にも例えられています。線香花火の燃え方は、まさに日本の伝統美とも言えます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください