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過去9年間で「リタイアした子は一人もいない!」 北極冒険家・荻田泰永、小学6年生との“100マイル旅” 秘話を語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月21日 11時30分

過去9年間で「リタイアした子は一人もいない!」 北極冒険家・荻田泰永、小学6年生との“100マイル旅” 秘話を語る

北極冒険家・荻田泰永さんが、7月18日(日)に放送された女優・戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)にリモートでゲスト出演。毎年、全国から集まった小学6年生達と100マイル(160キロメートル)を踏破するひと夏の冒険旅「100milesAdventure」について語った。

世界的冒険家で、2017年には「植村直己冒険賞」を受賞した荻田さんが、北極行きと同じくらいライフワークにしている「100milesAdventure」という冒険旅。毎年夏休みに2回開催され、子ども達と100マイルを10日間ほどかけて歩いて旅をする。今年2021年で10年目となる企画で、これまでに東京駅をスタートして富士山のてっぺんまで行ったり、広島県にある厳島神社から島根県の出雲大社まで歩いたりと、自らの経験を活かして立ち上げたプロジェクトだ。

戸田:この冒険旅のルートは荻田さんがいつも決めているんですか?

荻田:そうです、私が日本地図を見ながら「今年はどこにしようかなー?」って。だいたい春頃から考え始めています。

戸田:参加者を「6年生限定」にしているのはどうしてですか?

荻田:例えば、いろんな学年の子を入れて「上の学年の子は下の子の面倒を見なさい」というのもいいと思うんですが、このイベントに関しては、純粋に自分の旅をまず楽しんでほしいんです!

戸田:なるほど。

荻田:そして、リピーターを作りたくないんです。

戸田:リピーターを作りたくない? 普通はリピートしてほしいですよね?

荻田:ですよね(笑)。ですが、例えば4~6年生を対象にすると、4年生で参加して、楽しかったからまた5年生でも参加して、また6年生でも――という子も出てくると思うんです。

戸田:はいはい。

荻田:そうすると、私たち主催者側と子どもとの間で「慣れ」が出てきちゃうし、緊張もなくなるんです。それに、初めて参加する子との温度感のずれも生まれます。

戸田:ああ、確かに!

荻田:歩くルートも毎年変えているのですが、これも、主催者側である私が緊張感をもつ為でもあるんです。何が起きるか分からない、という。この緊張感は子どもにも伝わるので、そうすると彼らも緊張感を持って、ちょっと本気モードになるというか。そういう旅にしたいんです。

戸田:みんな、ひと夏を歩いて仲良くなるんですか?

荻田:友達同士での参加とかではなくて、北海道から来る子もいれば九州から来る子とか、日本中から集まって来るんです。初日のスタート地点ではみんな、周りの様子を伺いながら「この子はどんな子なのかな?」「何に興味があるのかな?」とか……探り探り会話をしているのが見られます。

戸田:うんうん。

荻田:でも、初日の夜くらいにはみんな仲良くなって、きゃっきゃして喋っていますね。もちろん、中にはコミュニケーションをとるのが苦手な子もいたりしますが、そういう子をちゃんとケアすることも考えて、少人数で(1回8名くらいで)開催しています。中学生とかになると部活とかで忙しくなってくるので、こういう経験を持って、また新しい世界に出て行ってほしいなと思います!

とにかく、純粋にこの冒険を楽しんでほしいこと、そしてこの経験を通して、中学校という次のステップも満喫してほしいと語った荻田さん。

この2021年夏も、例年通り2回行われる予定で、江ノ島をスタートして長野県・諏訪湖まで(200キロ)、諏訪湖をスタートして新潟県・直江津海岸まで(190キロ)の冒険旅が開催されるという。距離を聞いて戸田は改めて驚いて「歩けます!? 子ども達、本当に……」と聞くと、荻田さんは「今まで過去9回、9年やってますけど、途中でリタイアした子は一人もいないです!」と回答。「子ども達、強いですよ!」とも言い、大人が想像する以上にたくましいのだと語った。

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