コロナ禍のWEB会議により需要が伸びている吸音材の商品
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月23日 11時30分
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」に騒音対策を手がける企業、株式会社静科の代表取締役の高橋俊二が出演。コロナ禍で需要のある吸音材について、また、今後、伸ばしたい振動音の市場について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。7月12日(月)~7月16日(金)のゲストは騒音対策を手がける企業、株式会社静科の代表取締役の高橋俊二。5日目は、コロナ禍で求められる吸音材の商品、また、今度伸ばしたい振動音の市場について—
黒木)現在は国内だけではなく、海外でも事業を展開されているそうですね。
高橋)工業系、音楽系は海外の展示会に出て発表しているので、お引き合いをいただいています。
黒木)需要が伸びているということですか?
高橋)そうですね。世界を見ても、当社の音を吸う能力を超す商品はありません。
黒木)素晴らしい。
高橋)いい音を録るためには、吸音というのは切っても切れないものになりますから、海外の音楽関係でも需要があります。
黒木)2020年からのコロナ禍でも需要は高まっているのですか?
高橋)コロナ禍で、当社の音を吸うパネルで飛沫感染も防ぎながら静かにしたいという需要があったので、パーテーション関係が売れました。2021年になると、Web会議の際、スピーカーから音が出る音を聴きやすくしたいという方が多く、「会議システムまでをコーディネートして欲しい」というお問い合わせが増えています。
黒木)今後、挑戦したい音の仕事はありますか?
高橋)当社には、音を吸うものと、遮断するものの他に振動させる振動音があるのですが、その市場をもう少し広げたいと思っています。
黒木)低音の場合、振動するとおっしゃったその振動ですか?
高橋)そうです。ステップを踏んだときの振動などが、集合住宅ですと、下に音が伝わってしまいます。その振動を軽減するマットが当社にはあるのでが、そういう音の振動を抑制する市場へ入って行きたいですね。
黒木)「ドンドン」という子供が走るときの音も防ぐことができますね。
高橋)そこの市場をもう少し広げて行きたいと思っています。
黒木)急に思い出しましたけれど、宝塚時代すみれ寮というところに住んでいましたけれども、下の階に上級生の方がいらっしゃるときは、抜き足差し足で歩いていましたけれども、そこに「一人静」が敷いてあれば、そんなことをしなくてよかったですね。
高橋)そうですね。お部屋で自主トレもできたと思います。
高橋俊二(たかはし・しゅんじ)/ 株式会社静科 代表取締役
■騒音・防音対策を手がけるスペシャリスト企業「株式会社 静科」。
■特許技術によって開発された薄型軽量の防音素材「一人静(ひとりしずか)」を活用し、顧客の環境・目的に応じたオーダーメイド製品を作成。
■これまでに「土木学会・環境賞」「発明大賞本章」などを数々の賞を受賞している。
■導入されている顧客は 工場からオフィス・一般家庭まで幅広い。
■もともとは高橋俊二さんの父・邦雄氏が創立した鉄道車両の床材などを製造する企業だったが、社会に持続的に貢献できる製品を開発したいとの思いから、騒音対策製品を開発。新しい独自の遮音材「一人静」の開発に成功。セラミックを染み込ませた紙製のハニカムに発泡材を封入し、高い遮音性を実現した。
■2代目社長の高橋俊二さんは17歳のときに高校を中退。有名歌手の付き人となり、テレビ・舞台などを経験したのち、30歳で引退を決意。
■美容業界などを経験した後、家業を手伝うようになり、株式会社静科に入社。従来の取引先や営業手法の見直しなど、経営手腕を発揮し、売上を20倍に伸ばした。
■現在は2代目社長に就任。アスリートやスポーツチームのスポンサーになったり、聴導犬育成費用の支援を行うなど、社会貢献活動も積極的に行っている。
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