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東京五輪開会式 海外からも「賛否両論」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月26日 17時35分

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東京五輪の開会式で入場行進を終え、競技場内で記念撮影する各国選手団=23日、東京・国立競技場

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月26日放送)にエコノミストで複眼経済塾塾頭のエミン・ユルマズが出演。海外での東京オリンピック開会式の反応について解説した。

東京五輪の開会式で入場行進を終え、競技場内で記念撮影する各国選手団=2021年7月23日、東京・国立競技場 写真提供:時事通信

東京オリンピック開会式はどうだったのか

7月23日夜、無観客の国立競技場で行われた東京オリンピック開会式。海外ではどのように受け止められたのか。エミン・ユルマズ氏に訊く。

飯田)日本はもちろん、海外でもその様子が報じられていますが、エミンさんはどのようにご覧になりましたか?

ユルマズ)海外でも賛否両論でした。1つは、2億人の感染者と400万人以上の死者を出したパンデミック後の大会なので、「派手ではなく、ミニマリスト的にやったのはよかった」という声があるのと同時に、「少し物足りない」という意見もありました。

オリンピックがなければ自国をアピールするステージがない国もある

ユルマズ)オリンピックは、開催国やメダル争いをしている国にとっては重要なのですが、世界には200近くの国があって、オリンピックがなければ自分たちが世界にその存在をアピールするステージがない国もあるのです。選手の入場行進を見て、衣装も色とりどりだし、「こんな国があったんだ」と思った方はたくさんいますよね。上半身裸のトンガやバヌアツの選手なども話題になりました。

飯田)旗手の人のテカテカしている様子とか、すごい筋肉だなと。私の隣の新行アナウンサーは筋肉好きなのですが、見ていてどうでしたか?

新行市佳アナウンサー)食い入るように見てしまいました。

ユルマズ)選手村に行きたくなってしまいましたか?

新行)間近で見たくなってしまいましたね。

飯田)確かに間近で見たかったなあ。

ユルマズ)待ち伏せするしかないですね。

メダルは獲れなくても、自国の国旗を誇り高く持って世界にアピールする

飯田)みんなさまざまな工夫を凝らして、というところはありましたよね。

ユルマズ)ある意味では、その人たちが主役なのです。メダルは獲れないかも知れないけれど、そこで自国の国旗を誇り高く持って世界にアピールする。そのような素晴らしいステージだということを忘れないでおきたいですよね。今回の開会式には、いろいろな問題はありましたが、もう始まっているわけですから、そのようなことは置いておいて、みんなにエンジョイして欲しいと思います。4年に1回の世界のお祭りですよね。

飯田)私も最初のところを子どもと観ていたのですが、国旗に子どもが反応して、「よくこんな国を知っているね」ということがありました。このようなきっかけで覚えて行くのはいいことですよね。

日本のアニメで育ったミレニアル世代やZジェネレーション

ユルマズ)そうですよね。あとは、ドラクエなどの日本のゲーム音楽も流れていました。ミレニアル世代以降の若い人たちは、みんな知っていますからね。今後、ますます日本のソフトパワーになって行くのかなという気はしました。

飯田)入場行進はドラクエの序曲から始まりました。私やエミンさんのような世代にとっては、「あれもやった、これもやった、これはFFだ」ということもありつつ、最近のゲーム音楽もいろいろと入っていました。

ユルマズ)ドラクエの曲が日本の国歌だと思った人もいるみたいですよ。「行進曲だから日本の国歌ではないか」と思ったようです。「いやいや、それはゲームの曲ですよ」という。

飯田)ドラゴンクエストにしろ、ファイナルファンタジーにしろ、海外でやっていた人も多かったようですね。

ユルマズ)80年代以降に生まれた人は、日本のファミコンや任天堂の世代に当たりますし、日本のアニメが世界を圧倒していた時期なので、世界の共通認識になっています。日本のアニメは共通の記憶として組み込まれているので、日本の文化です。その意味では、いまのミレニアル世代や次のZジェネレーションは日本のコンテンツで育った世代なのです。これは日本のソフトパワーになると思います。

飯田)日本人としても再認識するところですね。

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