1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

冷やし中華が始まった当初の「意外な値段設定」とは

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年7月28日 11時25分

写真

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月20日放送分のテーマは「冷やし中華の歴史」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

冷やし中華は昭和初期に誕生しましたが、「元祖」については2つの説があります。1つは、宮城県仙台市の中華料理店「龍亭(りゅうてい)」とする説です。

当時の中華料理店には冷房がなかったため、“油っこくて熱い”というイメージの中華料理は敬遠されがちだったそうです。そのため、夏場になると売り上げが大幅ダウンして、深刻な問題でした。

そこで「暑い夏でも食べていただけるように」との思いから、冷たい麺料理の開発に取り組みました。夏バテ防止に栄養バランスを考えて野菜をたっぷりと使い、食欲アップのために酸味を加えるなど、試行錯誤の末、1937年(昭和12年)に誕生したのが「涼拌麺(リャンバンメン)」です。

「涼拌」とは、“冷たいまま和える”という意味です。つまり涼拌麺は「冷たいまま和えた麺」ということになります。当時の具は茹でたキャベツやニンジン、キュウリの塩もみ、チャーシュー、メンマ、ゆで玉子だったそうです。

ラーメンが1杯10銭のころ、涼拌麺は25銭で、当初はなかなか受け入れてもらえなかったそうです。しかし、その後は人気を博して全国へと広まって行きました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください