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国債をどれだけ発行するのか ~2022年度概算要求総額が110兆円規模へ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年8月26日 17時30分

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月26日放送)に政策研究大学院大学教授で政治学者の竹中治堅が出演。政府の2022年度予算案の概算要求について解説した。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

概算要求総額が4年連続で過去最大を更新

政府の2022年度予算案の概算要求が、一般会計の総額で110兆円規模となり、4年連続で過去最大を更新することが8月25日に判明した。

飯田)2022年度の概算要求についてです。「総額110兆円規模」ということが出て来ました。概算要求は8月いっぱいまでということになっていますが、コロナ対応でかなり膨らんでいるということが言われています。

どれだけ国債を発行するのか~財政赤字が増えて行く恐れ

竹中)今年度(2021年)の予算は史上最高の106兆円で、来年度は110兆円規模ということで、どこまで抑えて行くのか。この概算要求を切り刻んで、106兆円~107兆円くらいに着地させようとしているのだと思いますが、「国債をどれだけ発行するのか」という問題があります。財政赤字が増えて行く恐れもあるので、そこも心配ですよね。

飯田)財政赤字が。

竹中)消費税を10%まで上げましたが、プライマリーバランスはずっと赤字というか、実際の収入以上にお金を使っている状況は変わりません。「いまはコロナのために使わなければ仕方ないのでしょう」という雰囲気ではいるのですが、未来永劫これを続けるわけにはいきませんよね。

財政赤字~将来世代にツケを回すことに

竹中)しかし、消費税を10%に上げたばかりなので、「これでもう十分でしょう」と思っている人も多いと思います。そういうなかで、財政赤字のことは気になりますよね。これは将来世代にツケを回している話で、現在、選挙権のないような18歳以下の人たちが、究極的に言えば負担を負うわけです。その問題はきちんと考えて行かなければいけない気がします。

飯田)「この国をどのような国として残すのか」という、大きな議論もしなければいけないのでしょうね。不景気のままではまずいし、かと言って、赤字が垂れ流しの状態でもまずいということですか?

竹中)いまはコロナのために景気が悪いので、結局、「コロナ対策をきちんとして景気を回復させる」ということで、菅さんはコロナの話で「経済を回して行かなければいけないではないか」ということになるのです。

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