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複数ある「ソースカツ丼」のルーツとは

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月1日 11時25分

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月25日放送分のテーマは「カツ丼の歴史」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

卵でとじていないカツ丼、いわゆる「ソースカツ丼」の発祥には諸説あります。1つは1913年(大正2年)、洋食店「ヨーロッパ軒」の創業者・高畠増太郎が、料理の発表会でソースカツ丼を披露したとする説です。

「ヨーロッパ軒」は創業当時、東京・早稲田にありましたが、関東大震災のあと、高畠さんの故郷・福井県に移転しました。それ以降、ソースカツ丼が福井県内に広まったと言われています。

もう1つは1921年(大正10年)、早稲田の高校生・中西敬二郎が、行きつけのお店でポークカツレツを小さく切り、ご飯に乗せました。それに煮詰めたソースをかけたものを考え出し、「カツ丼」と名付けたとする説です。

さらに明治時代の後半、山梨県甲府市の蕎麦店「奥村本店」がカツ丼を提供していた、という説もあります。こちらのカツ丼は、千切りキャベツなどが乗ったご飯の上に、揚げたてのトンカツが乗っているそうです。

他にも、昭和初期に誕生した新潟県の「とんかつ太郎」のカツ丼は、トンカツがソースではなく、醤油ダレにくぐらせてあります。新潟ではこれがカツ丼のスタイルとして定着しているそうです。

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