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「吉野家」の牛丼はなぜ、“牛肉とタマネギだけ”なのか

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月2日 11時25分

「吉野家」の牛丼はなぜ、“牛肉とタマネギだけ”なのか

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月26日放送分のテーマは「牛丼」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

明治時代になり、日本に牛肉を食べる文化が伝わります。それと同時に、牛肉と野菜を鉄鍋に入れ、割り下を入れてグツグツと煮る「牛鍋」が誕生しました。そこに日本人の米文化が結びついて登場したのが、牛鍋をご飯に乗せた「牛飯」です。

そんな牛飯に注目したのが、牛丼チェーン「吉野家」の創業者・松田栄吉です。1899年(明治32年)、「東京・日本橋の魚市場で働く人たちに、美味しいものをお腹いっぱい食べてもらいたい」という思いから、牛肉とご飯を有田焼のドンブリに入れて提供しました。これが牛丼の始まりとされています。

その後、1958年(昭和33年)に「株式会社吉野家」が設立されると、牛丼以外のメニューはすべて排除し、牛丼専門店へと転身します。さらに「牛丼を食べに来るお客さんは、牛肉を食べに来ている」と考え、たっぷりの牛肉とタマネギだけを具材に、シンプルな牛丼の提供を始めました。こうして現在の牛丼文化が日本の食生活に根付いて行きます。

「牛丼」があるように、「豚丼」もあります。昭和初期に北海道・帯広市の食堂で、炭火焼きした豚肉にウナギの蒲焼き風のタレを絡め、ご飯に乗せて提供したのが始まりとされています。

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