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太平洋往復成功の辛坊治郎に「もしかして死ぬ?」と思わせた、順調なほど続出する“不安”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年8月27日 22時25分

太平洋往復成功の辛坊治郎に「もしかして死ぬ?」と思わせた、順調なほど続出する“不安”

ヨット太平洋単独無寄港横断に成功、さらにヨットでの日本帰国を果たし“往復”の太平洋横断に成功した辛坊治郎が、その航海中に感じた人間の不思議な「心理」について語った。

太平洋往路航海中の辛坊治郎

ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしてきたが、そのままヨットでの帰国を目指すこととなり“留守番”は延長。そして、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかける「生存確認テレフォン」と題した企画も継続してきた。

そして8月24日(火)午前9時19分、ついに大阪の淡輪ヨットハーバーに入港し無事日本への帰還を果たし“往復”の太平洋公開に成功した辛坊であるが、船のメンテナンスや自身のメンテナンスもあるため、番組への“即復帰”とはならず、帰還の翌々日・8月26日(水)の午後5時も、この日スペシャルパーソナリティを務める飯田浩司アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けて、辛坊と会話を交わした。

スタジオの2人から、太平洋航海中の怖かった出来事を聞かれた辛坊は、前日の25日に明かした、バッテリーが“暴れだした”ことで肝を冷やしたことを例に出しつつ、実はこういったことは「日常茶飯事」だったと明かし、その背景にある不思議な人間の「心理」に言及した。

KaorinV(カオリンファイブ)号

KaorinV(カオリンファイブ)号

「よくできた船で、ロッカーを開けるとロッカーの中が点灯するんですよ。うちの船は半分以上LEDランプに変えてて、LEDランプだったら熱持たないんだけれども、ロッカーはハロゲンランプなんで、ランプがつきっぱなしになると猛烈に熱持つじゃない。これ放置しておくと『ちょっとしたスイッチの作動不良で、発火するかもしれない』とかって思うんですよね。そんな日常的にありえないだろうと思うような不安が生じて。

ほかの大きな心配があるとき、嵐が来て死にそうだっていうときにはそこばっかり掛かり切りなんで細かい不安は生じないんだけど、帰りの貿易風帯で風が安定していていい天気の中だと、船ではどんどん進んでいくんだけども、細かいことは気になり出すわけですよ」

太平洋復路航海中の辛坊治郎

太平洋復路航海中の辛坊治郎

「例えば一日トイレ行って“大”が出ないとですね、『あれ? もしかして俺、腸閉塞で死ぬ?』みたいな不安が。陸上で腸閉塞なら、病院行ってなんとかなるじゃないですか。でも、太平洋の上で腸がねじれるとか閉まるってことになったら、『死ぬっきゃない』っていうようなことってありますよね。天候が穏やかで順調に行けば行くほど、そういう不安が次から次へと出てくるんですよ。不思議なもんだね、人間って」

大海原での単独航海をした人間にしかたどり着かないであろう、人間の不思議な心理について、実感を持って語り明かした辛坊。やはり、死生観に大きく影響を与えた旅だったのではないだろうか。

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