宇宙空間はなぜ「黒く」見えるの?
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月7日 11時25分
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月31日放送分のテーマは「宇宙の豆知識」です。
約46億年前、太陽が誕生しました。それとほぼ同時期に地球も、火星や金星、木星といった太陽系の惑星と一緒に生まれています。
太陽は生まれたときから燃え続けています。しかし、50億年後には燃えるものがなくなって、太陽は輝き続けることができなくなると言われています。その後、太陽は地球や火星の軌道付近までふくらみ続け、地球は太陽に飲み込まれると考えられています。
最後には太陽も爆発し、ガスやチリとなって宇宙にまき散らされ、また新しい星が生まれる材料になると言われています。
ところで、宇宙の画像や映像を見たとき、太陽で国際宇宙ステーションやスペースシャトルは明るく照らされているのに、その背景は真っ黒に見えます。これは「太陽の光を反射するものがないから」だそうです。
地球には空気があるため、空気中の小さな粒・分子に太陽の光が当たり、それがさまざまな方向に反射しています。このとき、青い光が最も反射が大きいので、空が青く見えるのです。
ところが宇宙はほぼ真空状態ですので、反射するものがなく、太陽の光は真っ直ぐ通過してしまいます。つまり、私達の目に戻って来る光がないので、宇宙空間は黒く見えるというわけです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「中秋の名月」今年は"土星"も見える!?鑑賞のコツ 江戸時代からの風習で「極上のお月見体験」
東洋経済オンライン / 2024年9月14日 9時0分
-
「天の川の星」と「地球上の木」多いのはどっち?最も遠い探査機は今どこに?【9月12日は宇宙の日】
オールアバウト / 2024年9月12日 7時40分
-
スペースXが狙う「100万人火星移住」実現可能か? 成功のカギを握る"3つのもの"とは?
東洋経済オンライン / 2024年8月24日 8時0分
-
火星でコケが育てば人類は住めるようになるのか 研究者が語るテラフォーミングの意義と可能性
東洋経済オンライン / 2024年8月23日 19時0分
-
【Xデーはいつ?】地球を飲み込む「太陽の巨大化」 「人類は逃げ切れるの?」専門家の"驚きの見解"
東洋経済オンライン / 2024年8月17日 10時0分
ランキング
-
1ヨーカドー「大量閉店」で晒された本質的な"弱点" 食品中心の店舗でも透ける「消費者の見えてなさ」
東洋経済オンライン / 2024年9月13日 22時0分
-
2“もう彼とはやっていけない”と思いました… 夫から送られてきた「最悪のLINE」3つ
ananweb / 2024年9月13日 20時45分
-
3エアコン冷房「27℃」「28℃」だとどれくらい電気代が違う? いくらお得になる? 【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年9月13日 21時25分
-
4なにかと話題の「アパ社長カレー」の意外な事実。“アパ不倫”イメージもあるけど実食してみると
女子SPA! / 2024年9月14日 8時45分
-
5ワークマンの“手を使わずに履けるスリッポン”を履いてみた 「かかとスライダー」で本当に脱ぎ履き簡単!
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月14日 7時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください