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「宇宙の果て」に関する、2021年に観測された天体とは

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月8日 11時25分

「宇宙の果て」に関する、2021年に観測された天体とは

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月1日放送分のテーマは「宇宙の果て」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

「宇宙に果てはあるのか?」「あるとすれば、どうなっているのか?」……その疑問の解明に、古くからたくさんの人が取り組んでいます。

2021年1月、国際研究チームは観測史上、地球から最も遠くに位置する「クエーサー」を発見しました。クエーサーとは「宇宙で最も明るい」と言われる天体で、その距離は地球から約131億光年です。

秒速約30万kmの光が、1年間に進む距離のことを「光年」と言いますが、今回発見されたクエーサーは、その131億倍のところにあります。

宇宙が誕生したのは138億年前と考えられています。つまりクエーサーは、宇宙が誕生してから約7億年後に生まれた“宇宙初期の天体の姿”ということになります。そして、そのときの光が131億光年かけて地球に届いたことになります。

現在、地球にいる私達が観測できたのは、この131億光年の距離までで、残念ながらその先はまだ確認できていません。このように、まだまだ解明されていないことが多いので、「宇宙の果ての存在そのものがわからない」というのが、いまのところの結論になるそうです。

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