1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「指きりげんまん」に込められた本来の“恐ろしい意味”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月23日 11時25分

「指きりげんまん」に込められた本来の“恐ろしい意味”

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月16日放送分のテーマは「指きりげんまん」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

約束を必ず守るしるしとして、お互いの小指と小指を絡ませ、「指きりげんまん、嘘ついたら針千本飲ます……」と誓い合う風習があります。

「指きりげんまん」の風習は、江戸時代の吉原が発祥とされています。吉原には遊郭があり、そこでは遊女と呼ばれるたくさんの女性たちが、男性のお客さんの相手をしていました。

そんな遊女の皆さんも、ひとりの女性です。好意を持ったお客さんに対して、「あなただけは特別です。この想いはずっと変わりません」という真の愛情を示す証として、自分の小指を捧げたそうです。やがて「指切り」が一般にも広まって、「約束を必ず守ります」という意味へと変化しました。

気になるのが「げんまん」の意味ですが、漢字で「拳万」と書きます。「握りこぶし(げんこつ)で1万回殴る」という意味で、つまり「約束を破ったら1万回殴りますよ」という、制裁の思いが込められているそうです。

要するに「指きりげんまん」とは、「約束を破ったら指切りに加えて、1万回殴ってもいいですよ」という、強い意思表示の意味があるのです。我々はそんな深い意味も知らずに、小さな約束にも「指きりげんまん……」と無邪気に歌って約束していたのですね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください