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東京産婦人科医会名誉会長・落合和彦に訊く「コロナ禍での出産」の現状

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年9月29日 11時20分

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東京都医師会理事で東京産婦人科医会・名誉会長の落合和彦氏が9月22日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。コロナ禍での出産について、また新型コロナウイルス感染症の妊婦の出産について解説した。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

コロナ禍での出産

飯田浩司アナウンサー)新型コロナウイルスに感染した妊婦さんの出産について。また、感染していない妊婦さんの出産は、このご時世でどう変わっているのでしょうか。まずは感染していない妊婦さんの場合ですが、入院前にはPCR検査を受けるのですか?

落合)そうですね。スクリーニングとしてPCR検査を実施している医療施設が多くなっています。

出産時の家族の立ち合いはできるのか

飯田)家族の立ち会いなどは、現在どうなっているのですか?

落合)いまは制限されている施設が多いですね。

飯田)出産時だけでなく、その前後で病院に面会しに行くというのも難しいのでしょうか?

落合)そうですね。制限している施設が増えています。

飯田)外から持ち込むリスクを厳しく見なくてはならないわけですね。

落合)出産のときも、壁を隔てて赤ちゃんに会うなど、そういう意味では制限されています。

落合和彦氏、飯田浩司アナウンサー

感染した妊婦の出産

飯田)感染した妊婦さんが出産するとなると、やはり大きな病院に転院する可能性は高くなるのでしょうか?

落合)分娩は高次医療施設で行われるようになります。

飯田)その場合、家族の立ち会いは当然難しくなって来ますか?

落合)面会はできるかも知れませんが、立ち会い分娩はできないと思います。

新型コロナ感染症の妊婦の場合、70%~80%が帝王切開分娩

飯田)この場合は普通分娩になるのでしょうか?

落合)コロナ感染症の場合、現状では70%~80%が帝王切開分娩になっています。分娩時の長時間の飛沫拡散による感染を防止する目的もありますし、スケジュールを立てて帝王切開をすることによって、その後の新生児の管理を円滑にするという理由もございます。

飯田)胎児に対してなのですが、母子感染のリスクはいかがですか?

落合)お母さんが感染した場合、胎児に対しての感染はほぼないと言われています。ただ出生後、母子の接触によって起きるということはありますので、難しいのですけれども、出生後すぐ母子分離をする、新生児を隔離するというのがいまの管理の鉄則になっています。

飯田)そうすると授乳も、お母さんの感染が治ってからということになりますか?

落合)コロナ感染症について、母乳を介して感染したという報告はありません。ミルク自体に問題はないのですが、直接授乳させることによって感染する可能性は考えられますので、搾乳しておっぱいを採っておき、それを赤ちゃんに与えるということになります。

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