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佐久間P、『キングオブコント2021』決勝を振り返る「空気階段が図抜けたネタだったなって」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年10月13日 11時40分

佐久間P、『キングオブコント2021』決勝を振り返る「空気階段が図抜けたネタだったなって」

佐久間宣行

10月6日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。同月2日に行われた、コント日本一を決める「キングオブコント2021」決勝戦の感想を語った。

佐久間宣行

「キングオブコント2021」ではお笑いコンビ・空気階段が14代目キングに輝いた。決勝では「うるとらブギーズ」「蛙亭」「空気階段」「ザ・マミィ」「ジェラードン」「そいつどいつ」「男性ブランコ」「ニッポンの社長」「ニューヨーク」「マヂカルラブリー」の10組が競った。今回は審査員が一新されたことも話題となり、松本人志(ダウンタウン)、飯塚悟志(東京03)、秋山竜次(ロバート)、小峠英二(バイきんぐ)、山内健司(かまいたち)が務めた。

佐久間は「これはみなさん言っているけど、全組面白かったなっていう気持ちもありながら、空気階段が図抜けたネタだったなって僕も思います」とコメントし、改めて決勝戦について振り返った。

「(空気階段には)なんか思い入れが……。空気階段のラジオ番組を、(作家の)オークラさんの弟子がやっていて。それで僕はそれを聴いていたから、単純にファンで。もう、ヘビーリスナーだからさ。だから、それが1枚乗っちゃっているんですよね。

僕がコントを見る時って、まずはお笑いファンとして見るけど、一緒に仕事をしているテレビディレクター、演出家として見ちゃうこともあって。例えば、蛙亭とか。僕がプロデューサーを担当している『ゴッドタン』(テレビ東京)で、蛙亭にはいろんな企画でお世話になっていて、『やっぱり面白いなー!』って思っていたから、『ウケてくれ!』っていう気持ちが沸くわけです。

マヂカルラブリーとかニューヨークは、もう本当に人気芸人さんの場合は、人気芸人の上でここに立つということがすごいな、と。特にニューヨークは、あの忙しさで単独ライブをやって、新ネタを作って決勝に行くっていうだけで十分に偉業ですよね」

佐久間宣行

「あと、これも語り尽くされているけど、審査員が面白い中でもちゃんと審査傾向が分かれている、っていうのが面白かったです。同年代ぐらいの4人が揃ったら、『傾向が似ちゃうのかな?』と思ったら、展開を大事にする飯塚さん、キャラに1枚乗せてくることを大事にする秋山さん、裏切りを大事にする人とか。そうやって分かれていたから、何で評価して、何で評価されなかったのか? っていうのが今回は伝わって、みんな悔いはないんじゃないかな。もちろん、悔いがある人はいるだろうけど、結果には納得ができたんじゃないか、って僕は思いました」

王者・空気階段にはヘビーリスナーとして、蛙亭とは何度も一緒に仕事をしたことから、個人的に思い入れが強かったと振り返った佐久間。

また、今回の「キングオブコント」について、「ネタが優しい」「他者を認めているネタが多い」と言われていることについても言及。佐久間は「芸人さんはとにかくウケることが第一で、今のお客さんにウケることを考えた時に、ネガティブなワードを外しつつ、じゃあどう裏切るのか? ということを繰り返したら、今回、少しそういうネタが増えたのでは……」と述べ、芸人達が今の時代に合った笑いを追求した結果、たまたまそうなったのではないか? と持論を語った。

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