“中東で一番有名な日本人”鷹鳥屋明 有名になった思わぬきっかけ
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年11月22日 8時10分
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(11月15日放送)に中東きっての有名日本人サラリーマン、鷹鳥屋明が出演。中東の基本情報について、また、中東で有名になった経緯について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。11月15日(月)~11月19日(金)のゲストは中東きっての有名日本人サラリーマンである鷹鳥屋明が出演。1日目は、中東で有名になった経緯について—
黒木)最近いろいろメディアに出られることも多くなられましたけれども。鷹鳥屋さんというお名前はご本名でいらっしゃるのですか?
鷹鳥屋)これは、母方の実家が、大分県にある鷹鳥屋神社という神社でして、そちらの神社の名前からいただきました。
黒木)そしてきょうも、やはり中東の民族衣装で来てくださいました。YouTubeも拝見いたしましたけれども、そのときの衣装と同じでいらっしゃいます。これは正装ですか?
鷹鳥屋)一応、国王陛下の前に出ても問題がない正装です。ただ、あまり偉そうではない、一段落とした形の、現地のロイヤルガードやゲストにコーヒーを出すようなサーバントの正装です。
黒木)頭から被られている綺麗なチェックの赤い布は何と言うのですか?
鷹鳥屋)シュマグと言いまして、千鳥格子の赤と白のものが入っております。
黒木)黒い輪っかは?
鷹鳥屋)イガール、もしくはアガールとも言うのですが、この黒い輪っかを頭の上に被せて留め具のようにしています。
黒木)鷹鳥屋さんは、中東でが誰よりも有名な日本人ということなのですが、『私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか?』という鷹鳥屋さんのご本が出ておりますけれども、中東とはどこかと言うと、イギリスを基準にして近東がオスマン帝国周辺、トルコ周辺ということです。そこから東に行ったアラブ地域を中東。そしてインドよりさらに東に行き、日本のあるところが極東であると。もっとも東が日本だということですね。
鷹鳥屋)ファーイースト。
黒木)すべてイギリスを基準にして近東、中東、極東とされている。
鷹鳥屋)区分がされているのですね。そのなかでも、特に私は中東のアラビア半島、産油国の方でそこそこ人気になっているのです。
黒木)産油国と言うと?
鷹鳥屋)オイルや天然ガスが出るような、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、オマーンなどの国々になります。
黒木)イランの下辺りですね。私も数年前、アゼルバイジャンに仕事で行きました。
鷹鳥屋)バクーの方に?
黒木)はい、そうです。第2のドバイと言われている国でもありましたけれども、そうなのですか?
鷹鳥屋)オイルや天然ガスが出る国々は、ここ数十年で一気に開発が進んで、摩天楼のような高層ビル群が立ち上がっています。
黒木)鷹鳥屋さんは、なぜ中東きっての有名日本人になったのですか?
鷹鳥屋)もともと日本とサウジアラビアの青年交流団というのが外務省とサウジアラビア政府主催でありまして、その関係で現地に行きました。そのときにこの衣装一式を買ったのですが、そのあとにいろいろな外交や大使館のパーティなどに、現地の人たちへのリスペクトの意味を込めてこの格好で出て行ったのです。
黒木)正装で。
鷹取屋)そのうちに「あなたは面白いから、もっと世に出すべきだ」、「SNSに出すべきだ」と言われることが多くなったので、SNSに写真を投稿しだしたのです。2013年だったのですが、そのころはインスタグラムがサウジアラビアや中東では大人気で、日本にもそのころ入って来たのです。その投稿とインスタグラムが来ている波に見事に乗って、拡散されて人気者になったということです。
鷹鳥屋明(たかとりや・あきら)/中東きっての有名日本人サラリーマン
■1985年・大分県出身。
■大分舞鶴高校、筑波大学卒業後、大手メーカーや商社、NGOに勤務したのち、サウジアラビアへの滞在や、バーレーン、カタール、UAE、ヨルダン、パレスチナを
めぐるなかで中東世界へ興味を持つ。中東情勢を学びながら日本と中東をつなげるべく、メディアを活用し・日本文化のアラブ向け宣伝活動を行う。
■SNSでは現在、およそ10万人のアラブ人たちからのフォローを集める。中東各国で過ごした経験から現地で行われるイベントの企画なども行う。
■外国人タレントとして、中東でCMや広告、メディアにも多数露出。
■本人もオタクであり、中東で人気のアニメや漫画に関して造詣が深く、日本のコンテンツを中東に広げるべく活動を行う。
■本業はサラリーマン。 日本のエンタメ事業企業に勤務。
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