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佐久間P、放送作家オークラの『はねトび』時代の苦労話に「俺、その話、大好きなの(笑)」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年12月15日 11時40分

佐久間P、放送作家オークラの『はねトび』時代の苦労話に「俺、その話、大好きなの(笑)」

12月8日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京)などで佐久間と15年以上もの付き合いがある放送作家・オークラがゲストとして生出演した。

佐久間宣行、オークラ

過去にオークラは、人気バラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ)、『トリビアの泉』(フジテレビ)の他、バナナマン、東京03のコントも手掛けている。今年2021年4月には日曜劇場『ドラゴン桜』(TBSテレビ)の脚本も担当。今や人気作家のオークラだが、20代の若手の頃はめちゃくちゃに怒られた時代があったと振り返った。

オークラ:僕は『はねるのトびら』に、「ドランクドラゴンと仲がいいなら、ドランクのコントを書けるんじゃないの?」みたいなことで呼ばれたんですよ。

佐久間:そっちのジャンルが得意なんじゃないか? ってことで呼ばれたんだね。

オークラ:初めて呼ばれた会議で夜8時に呼ばれたんですけど、会議が始まったのは深夜3時ぐらい。

佐久間:俺、その話、大好きなの(笑)。

オークラ:でも、その時僕がいくら若手とはいえ、8時に集められて、来るのが深夜3時って……(笑)

佐久間宣行

佐久間:7時間待ちね(笑)

オークラ:ずーっと会議室で待たされて。僕、その時はテレビ局なんてほとんど来たことがなかったから。しかも向こうは『めちゃイケ』の収録で遅れてるっていう。当時『めちゃイケ』が始まって3年目ぐらいで、ちょうどもうイケイケ中のイケイケですからね。だから僕ら、ずーっと待っていたんですよ。それで、来ても一切謝られず(笑)

佐久間:あははは(笑)

オークラ:僕はすごく感謝はしてるんですよ。ただ、びっくりしちゃって。こんな感じなんだ! って。

佐久間:いやー、面白い(笑)

オークラ:本当に『はねるのトびら』って素晴らしいコント番組だと思ってるんですよ。でも、僕は『はねトび』に最初に入った時に正直、全然ハマんなかったんですよ。

佐久間:ああ、そうか。言っていたよね、「『はねる』じゃ全然ハマんない」って。

オークラ:まあ、僕もプライドがあったのかもしれないですけど。

佐久間宣行

佐久間:そっちもデカいでしょう?(笑)。オークラさんはバナナマン一派として入って行ったから。

オークラ:東京でブイブイ言わせているイケイケの若手作家なのに、テレビコントなんて……みたいなのもあったんですけど、すげーハマらなかったんですよ! 最初の何か月間、全然採用されなくて。しかもちょっと演出の人が、おっかないんですよ。「てめえよ、才能ねぇんだから群馬に帰れよ!」って言われて(笑)。

佐久間:あははは(笑)

オークラ:自分で言うのもあれなんですけど……当時、自分は才能あるって思っていたから、すごいショックで。

佐久間:大変だね。オークラさん、毎回怖い人につくね(笑)

『はねるのトびら』の仕事を始めた頃は、番組スタッフから「地元に帰れ」など厳しいことを言われたと苦笑いで語ったオークラ。しかし、バナナマンから「テレビコントはどうだった?」と聞かれても、オークラは「ああ、まあまあ、頑張っています」と答え、正直に言えなかったと告白。そんな状態の中、お笑いコンビ・インパルスの板倉のコントでハマった瞬間があり、それからはうまい具合に状況も好転していったと語った。

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