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香川県の一部で「あんもち雑煮」が食べられるようになった由来

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年1月7日 11時25分

香川県の一部で「あんもち雑煮」が食べられるようになった由来

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月30日放送分のテーマは「お雑煮の種類」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

全国にはたくさんの種類のお雑煮があって、地域ごとにスタイルも違っています。例えば北海道の場合、明治時代に開拓のため全国からたくさんの人々が集まった影響で、さまざまなお雑煮が食べられています。

ほんの一例をご紹介しますと、鶏がらベースのすまし汁に焼いた角餅や鶏肉、大根、ニンジン、ゴボウの千切りなどが入っています。砂糖が入っていて、少し甘いのが特徴だそうです。

山陰地方では、小豆を入れた「小豆雑煮」をいただく地域もあるそうです。別の鍋で煮た丸餅を、甘い小豆の汁に入れたものです。小豆の赤い色には邪気を払う力があり、縁起がいいとされています。

また香川県の一部の地域では、「あんもち雑煮」が食べられています。魚(いりこ)のだし汁で、あんこが入ったお餅を煮て、白味噌で仕立てたお雑煮です。具材には里芋や金時にんじん、大根などが使われています。また、最後に青のりが散らしてあります。

幕末~明治ごろ、香川県で和三盆などの砂糖がつくられるようになりましたが、とても貴重なもので、庶民は口にできなかったそうです。そこで、「せめて正月の三が日だけでも」と、お餅に甘い砂糖のあんをたっぷりと入れた「あんもち雑煮」をつくるようになったと言われています。

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