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ももいろクローバーZ、“バレイベ”2日間開催! イベント10周年の集大成にさいたまスーパーアリーナが大熱狂!

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年2月14日 19時29分

ももいろクローバーZ、“バレイベ”2日間開催! イベント10周年の集大成にさいたまスーパーアリーナが大熱狂!

<裏>公演・オープニング

ももいろクローバーZが、2月12日(土)・13日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナにて、ニッポン放送の人気ラジオ番組『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』の番組イベント『ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!2022』(以降、バレイベ)を開催。

12日(土)の「裏」公演は10周年の集大成ということでゲストに和田アキ子を迎え「YONA YONA DANCE」「笑って許して」でコラボレーションするなどの超豪華ステージ。13日(日)の「表」公演は来年以降の新たなバレイベをイメージした展開で、ゲストにドランクドラゴンを迎え、歌、ダンスはもちろん、企画満載の演目となった。両日とも10周年にふさわしいステージが繰り広げられ、さいたまスーパーアリーナに集まったリスナー、ファンは熱狂。イベント最後には11年目となるバレイベが2023年2月11日と12日の2日間、横浜アリーナで開催されることが発表されて幕を閉じた。

<裏>公演・オープニング

◆2月12日(土)<裏>公演

オープニングはこれまでの10年間を振り返る特別映像でスタート。これまでの名場面が次々と映し出され、まずは10年間支えてくれたリスナー&ファンへの感謝が伝えられ、この日の<裏>公演が“これまでのバレイベ10年の集大成”となることが発表された。オープニング映像が終わるとともにメインステージ中央に姿を現した4人。そんな集大成となるイベントの幕開けは、「stay gold」から。お揃いの幾何学模様の衣装を身にまとい、クールなダンスと共に、疾走感あるロックサウンドを響かせた。10周年ということで、会場内にX(ローマ数字で10を意味する)に組まれたステージに場所を移し「Z女戦争」を2曲目に披露した後は、MCパートへ。「バレイベのおかげで、毎年バレンタインが特別な日になっている」と、4人はリスナーと一緒に過ごす日を楽しみにしていると笑顔を浮かべた。さらに「いろんな意味でスペシャルなバレイベになります!」と話し、会場のボルテージを上げると、再び歌パートへ突入。最新曲であり『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』とのコラボソング「BUTTOBI!」、そして「イマジネーション」を歌い上げた。

<裏>公演・バレイベ年表

ここからは、これまでのバレイベを年表で振り返るトークコーナーへ。バレイベの進行役としてお馴染みの垣花正アナウンサーが登場し、印象的だった出来事を紹介するも「あんまり覚えてない(笑)」と言うももクロたち。そのため、前もってファンに募集した人気の高かったエピソードを映像で振り返り、「(高城)れにちゃんが一番変わってないね!」「(2014年のゲスト)清水ミチコさんに教わったモノマネは今でもできるよ」などと盛り上がった。また、2017年に行った「フリースロー対決」で、バスケットボール経験者なのに1本もシュートが決まらなかった百田夏菜子のためのリベンジ企画も実施。見事に雪辱を晴らしていた。

<裏>公演・“ももたまい”による「Ring the Bell」

バレイベ名物のソロLIVEは、高城れにがトップバッター。リスナーが会場を紫に染め上げた会場の中心で、キャッチーなメロディーラインが特徴の「everyday れにちゃん」を笑顔いっぱいで披露した。続いては百田夏菜子&玉井詩織“ももたまい”による「Ring the Bell」。2人見つめ合いながら、そして手を繋ぎながら歌い、2人だけの空気を醸し出し、仲の良さを見せつける。しっとりとした雰囲気からキュートな空気へと一変させたのは、佐々木彩夏の「だって あーりんなんだもーん☆」。センターステージだけでなく花道も縦横無尽に歩き回り、配信用カメラにもウインクを送るなど、佐々木らしいステージを繰り広げた。

<裏>公演・和田アキ子とももいろクローバーZ

ソロLIVEが終わり、ステージが眩しいスポットライトに照らされるとビジョンには「THE LEGEND OF SOUL」の文字が。と同時に、10周年のスペシャルゲストである和田アキ子がステージに登場した。大歓声で迎えられた和田を前に百田は「ライブに来てくださるとは思わなかった」と驚いた様子。他のメンバーも同様に驚いた様子を見せながらも、和田の登場に感動していた。

1990年にスタートしたニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』は、放送開始から32年、放送回数は1600回を超えている長寿番組。パーソナリティとして大先輩の和田がラジオで起きた衝撃的な事件簿を披露すると、会場からどよめきと笑いが巻き起こった。

<裏>公演・和田アキ子とももいろクローバーZ

和田はメンバーがトークを繰り広げた後、TikTok内での総再生回数が4億回を超え、若者を中心に大きな話題となっている「YONA YONA DANCE」をももクロのメンバーとコラボ。ももクロがサビの部分が印象的な「YONA YONA DANCE」の振り付けを披露しながら、ダンスで盛り上げた。さらにコール&レスポンスで盛り上がる名曲「笑って許して」ではももクロと歌のコラボレーションを披露。さいたまスーパーアリーナの会場にももクロ4人の「アッコ~!」のコールが鳴り響いた。最後は、「今はこのような時期で、いろんなことがあって落ち込むことが多いけれど、希望を持って、みんなの心に希望の鐘がなるように、心を込めて歌いたいと思います」というメッセージから名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を披露。会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き、圧巻のステージとなった。

<裏>公演・後半ライブパート

イベントもいよいよ後半戦、会場にovertureが流れ、さいたまスーパーアリーナに集まったリスナーのボルテージが盛り上がると、再びライブパートへ突入。今年の年越しライブイベント『第5回 ももいろ歌合戦』で着用した煌びやかなドレスに着替えて登場した4人は「労働讃歌」「Chai Maxx」「オレンジノート」を立て続けに歌唱。実はこの3曲は、これまでの10年間のバレイベで3番目に多くパフォーマンスされた曲。“集大成”と銘打たれた<裏>公演にふさわしく、この10年間で多く歌われた曲をカウントダウン形式で歌唱するのだが、ももクロにとっても数多く歌ってきた曲には思い出がたくさんあるようで、MCでは「最初に歌った時は高校生だった」「印象が変わった」など、貴重なエピソードを語っていた。

続けて、2番目に多く歌ってきた「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「走れ! -ZZ ver.-」、そして、最後に10年間のバレイベで1番多く歌った「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を披露。長く歌われ続けているこその息の合ったハモリやダンスを魅せつけ、会場のリスナーから大きな拍手が送られた。

<裏>公演・後半アンコール

拍手はももクロがハケた後も鳴りやまない。そんなリスナーたちの熱い呼び込みに応えるように、アンコールソング「ゴリラパンチ」へ。さらに、10年前の最初のバレイベでカバーした思い出の曲、松任谷由実の「Valentine’s RADIO」を披露。ステージのビジョンには10年前に同曲を歌っているメンバーの映像が映し出され、10年という時の流れを感じさせる演出に会場はしっとりとした雰囲気に。最後にメンバーは「Happy Valentine!」「ありがとうございました!」とリスナーへの感謝の言葉を述べ、10周年の集大成を飾るバレイベ初日は幕を閉じた。

◆2月13日(日)<表>公演

12日に「“新たなバレイベ”が始まる」との告知があった通り、13日の<表>公演は『バレイベ』史上初となるショートドラマでスタート。「10年後からのメッセージ」と題された本作は、なんと控室からリアルタイムで撮影されており、ももクロの“10年後”の姿が映し出された。

<表>公演・オープニング

リスナーの期待が最高潮になった瞬間、いつものoverture「ももいろクローバーZ 参上!!」が流れ、X(10周年のX)の形に配置された客席内のステージに4人が登場。ももクロ飛躍の歴史をメタ的に歌った「ザ・ゴールデン・ヒストリー」が『バレイベ』11年目に向けての幕開けとなる1曲となった。

続いて「ゴリラパンチ」「stay gold」を披露し、MCパートへ。いつもと違ったバレイベのスタートを「どうだった~?」と呼びかけたり、バレンタイン前日なので「本命チョコあげる人~?」とアンケートを取ったり、お馴染みの自己紹介があったりと、トークはいつもと変わらずリスナーとの交流を楽しむ和やかなものとなった。そして、スクリーンに映った満月を背負い「月色Chainon」をドラマチックに歌い上げた後は、“新たなバレイベ”となる企画コーナーへ。

<表>公演・「スナック愛輪」

2人コンビで2組ずつ、プロデュース企画を展開。まずは玉井&佐々木ペア。かねてから「酒やけした声」「スナックのママのようだ」とリスナーの間で話題となっている佐々木を玉井がプロデュースし「スナック愛輪(あーりん)」をオープンする。スナックの客として登場したのは、サプライズゲストのドランクドラゴン(鈴木拓&塚地武雅)。「酸いも甘いも経験している」という佐々木ママが2人にアドバイスを送るのだが、「SNSがすぐ炎上して困っている」という鈴木に「気にしないでお酒飲めばいい」、「愛って何?」という塚地に「飲まなきゃ答えられない」と答えるいい加減ぶり。最終的に、なぜか玉井が「ももクロが“愛”」という名言を残した。スナックということで、玉井と佐々木はカラオケで「ロンリー・チャップリン」(鈴木聖美 WITH RATS & STAR)を哀愁たっぷりに熱唱した。

<表>公演・ラジオドラマ

続いては百田&高城ペア。百田が高城をプロデュースし、ニッポン放送の番組『百田夏菜子とラジオドラマのせかい』をステージで生披露することに。百田がパーソナリティ役を務めるラジオで「10年前」のエピソードを募ると、ある女性(高城)から電話が。女性は10年前に女子高生にお金を貸したというエピソードを話すのだが、そのシチュエーションに覚えがあった百田は「その女子高生は自分だ」と10年越しの再会に大喜び。後日、1000円を返すために待ち合わせた2人は、せっかくだからと百田の行きつけの店「スナック愛輪」へ訪れるのだった。別企画と思いきや、話は繋がっていたという展開。百田&高城がカラオケで「アジアの純真」(PUFFY)をデュエットしたほか、ももクロのライブにプライベートで参加している塚地が、声を出せないリスナー&モノノフたちのためにovertureの掛け声を披露する場面もあった。

<表>公演・後半ライブパート

イベントも後半戦、再びライブパートへ。番組で募集した中からリクエストの多かった楽曲でセットリストが組まれ、立木文彦のナレーションが響き渡る「Z伝説~ファンファーレは止まらない~」、バレイベで披露することも多い「黒い週末」といった勢いのある2曲から、卒業を控える学生たちに送る春ソング「Link Link」、最新曲「BUTTOBI!」、そして2018年のももクロ結成10周年を記念して発表された「クローバーとダイヤモンド」を力強く歌い上げた。

<表>公演・アンコールでのショートドラマ

アンコールでは、オープニングのショートドラマの続きが演じられた。4人のもとに、モノノフから届いた花の差し入れに意味不明なことが書かれているメッセージカードも添えられていたのだが、言葉を入れ替えて全て合わせてみると「10年後もいっしょ」という言葉が浮かび上がり……。

<表>公演・アンコール

その流れでアンコールソング「愛唄」(GReeeeN)へと進み、MCでは「10年後も『ももクロくらぶxoxo』が続けばいいね」「目指せ1000回!」とこれからの10年への決意表明を語ったももクロ。最後に「青春賦」をしっとりと歌い、記念すべき10年目のバレイベは感動に包まれたまま幕を閉じた。

尚、コロナ禍での開催が2回目となる今回のイベントも、感染防止対策に最大限配慮して開催された。

撮影:笹森健一

『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo~バレンタイン DE NIGHTだぁ~Z!2022』セットリスト

2月12日(土)<裏>
1. stay gold
2. 乙女戦争
3. BUTTOBI!
4. イマジネーション
5. everyday れにちゃん /高城れに
6. Ring the Bell /百田夏菜子&玉井詩織
7. だって あーりんなんだもーん☆ /佐々木彩夏
8. YONA YONA DANCE / 和田アキ子 with ももいろクローバーZ
9. 笑って許して /和田アキ子 with ももいろクローバーZ
10. あの鐘を鳴らすのはあなた /和田アキ子
11. 労働讃歌
12. Chai Maxx
13. オレンジノート
14. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
15. 走れ!-ZZ ver.-
16. サラバ、愛しき悲しみたちよ
<ENCORE>
17. ゴリラパンチ
18. Valentaine’s RADIO
2月13日(日)<表>
1. ザ・ゴールデン・ヒストリー
2. ゴリラパンチ
3. stay gold
4. 月色Chainon
5. ロンリー・チャップリン / 玉井詩織&佐々木彩夏
6. アジアの純真 / 百田夏菜子&高城れに
7. Z伝説~ファンファーレは止まらない~
8. 黒い週末
9. Link Link
10. BUTTOBI!
11. クローバーとダイヤモンド
<ENCORE>
12. 愛唄
13. 青春賦

【ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!2022】
実施概要
□日時:「裏」2022年2月12日(土) 開場15:00 / 開演16:30 「表」2022年2月13日(日) 開場14:30 / 開演16:00
□出演 :ももいろクローバーZ
□会場 :さいたまスーパーアリーナ
□ゲスト:2月12日(土)和田アキ子 13日(日)ドランクドラゴン

 

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