フィギュア坂本花織、ドーピング問題の質問に「それを考えるよりも、ベストを尽くすことだけに集中したい」

【北京五輪２０２２】＜フィギュアスケート　団体　女子ＦＳ　フリースケーティング＞坂本花織のフリースケーティング＝７日、首都体育館　

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」（2月17日放送）内の「北京 TODAY’S REPORT」に、現地（北京）からニッポン放送・洗川雄司アナウンサーが出演。2月17日にフィギュアスケート女子フリーに出場する坂本花織選手について、本人のインタビューを交えて解説した。

【北京五輪2022】＜フィギュアスケート　団体　女子FS　フリースケーティング＞坂本花織のフリースケーティング＝2022年2月7日、首都体育館　写真提供：産経新聞社

フィギュアスケート女子フリー　～メダル目指す坂本花織選手

北京冬季五輪フィギュアスケート女子フリーが2月17日に行われる。平昌五輪に続く2大会連続出場の坂本花織は23番目に滑走する。ドーピング問題に揺れるカミラ・ワリエワ（ROC）は最終25番目の滑走。

洗川）日本時間の今夜、フィギュアスケート女子シングルフリーの演技が行われます。ロシア・オリンピック委員会（ROC）ワリエワ選手が一昨日（15日）のショートプログラムでトップに立つには立ったのですが、ドーピング問題が取り沙汰されています。

飯田）連日報道されています。

洗川）3位でメダル圏内にいる日本の坂本花織選手、ショートプログラムでは自己ベストの79.84でした。ワリエワとは2.32ポイント差なのですが、15日にショートプログラムを終えたあとの記者会見では、「ワリエワ選手に同情するところはあるか」、「ドーピング問題についてどう思うか」というような質問を受けました。それに対する坂本選手の答えをお聴きください。

ドーピング問題については考えず、ベストを尽くすことだけに集中したい

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坂本花織選手）競技をすることに必死で、そういうことに関しては、いまは考えないようにしようと思っています。一瞬、どうなるのだろうなどと考えたりはしていたのですが、それを考えるよりも、まず先に、自分がこの舞台でいかにベストを尽くせるかということを最初に考えたいので、そのことはいまは考えずに集中するだけだなと思っています。

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洗川）前日（16日）の練習もメインリンクで行われました。ワリエワ選手も出て来ましたが、表情をほとんど変えませんでした。ショートプログラムでは、着氷するところでの乱れはありましたが、昨日の練習では3回転半ジャンプも4回転もしっかりと決めていました。

飯田）そのようですね。

洗川）一方の坂本選手は多少、ジャンプが抜けるようなミスがあったのですが、「きょうは集中できていなかった。集中すれば大丈夫」だと、「規則正しい生活がいちばんだと思うので、早く寝て、競技に備えて準備したい」と話していました。

飯田）きょうは最終的にはフィギュアも取材することになりますか？

洗川）坂本花織選手は夜10時33分ごろの登場ということで、取材に行きます。