アルペンスキー森井 日本人初「5大会連続メダル」の偉業も、大回転で悲願の「金」を目指す

北京パラリンピックのアルペンスキー座位でメダル獲得した森井大輝選手と村岡桃佳選手が8日、会見を行った。

記者会見後、メダルを手に撮影に応じるアルペンスキーの森井大輝＝2022年3月8日、延慶（共同）　写真提供：共同通信社

新行市佳アナウンサー）滑降とスーパー大回転で金メダル、スーパー複合で銀メダルを獲得した村岡選手は「前回平昌大会では金メダルを獲得できていなかった種目でも順位を上げて獲得することができてうれしい」とコメントしました。あさって金曜日に行われる種目・大回転は村岡選手の得意種目で、平昌大会に次ぐ連覇と3つめの金メダルを目指します。

記者会見後、メダルを手に撮影に応じるアルペンスキーの村岡桃佳（左）と森井大輝＝2022年3月8日、延慶（共同）　写真提供：共同通信社

新行）一方、滑降とスーパー大回転でともに銅メダルに輝いて日本人初となる5大会連続メダルの偉業を達成した森井選手は「2種目とも3位の成績を残すことができて嬉しく思っているとともにそうでもない部分、複雑な状況だ」と率直な思いを語りました。森井選手の目標はあくまで手にしたことのない金メダル。明日木曜日の大回転で悲願の達成を目指します。