「11月にみんなで笑えるといいな」日本サッカー界のレジェンド 三浦知良選手がリスナーからの質問に次々と答えた2時間

三浦知良選手が3月9日19時から、オールナイトニッポン55周年記念特別番組『三浦知良のオールナイトニッポンPremium』（ニッポン放送）のパーソナリティを務めた。

三浦知良

オールナイトニッポン55周年記念特別番組『三浦知良のオールナイトニッポンPremium』2022年3月9日（水）19時～21時

三浦選手はプロ37年目となる今シーズン、J2横浜ＦＣから日本フットボールリーグ（JFL）鈴鹿ポイントゲッターズに期限付きで移籍しており、開幕を13日に控え、今日の放送は三重県・鈴鹿市にある鈴鹿ヴォイスＦＭからの生放送。三浦選手は「ラジオの前のみなさん、こんばんは」と第一声からリラックスした様子。続けて、「これまでたくさんの試合をしてきたが、パーソナリティをするのは初めてで、本当にどうなるかわからない。今までやってきたサッカー以上にこの2時間は集中します」と語り、「三浦知良のオールナイトニ ッポンPremium キックオフ！」と元気よくタイトルコール。と同時にテーマソングであるビタースウィートサンバが流れると、三浦選手は昔聴いていたオールナイトニッポンを思い出し、ちょっと感動した様子を見せていた。

先月2月26日に誕生日を迎え55歳となったばかりの三浦選手。そして、今年10月でオールナイトニッポンも55周年を迎えるということで、きょうの番組テーマは「55の質問」。リスナーからは「ラジオと試合どっちが緊張しますか？」「カズさんの子育てのモットーや大切にしてきたことは？」など、さまざまな質問がオープニングから寄せられ、そのひとつひとつの質問に真摯に答えていた。

『三浦知良のオールナイトニッポン Premium』

番組では三浦選手の兄で鈴鹿ポイントゲッターズの三浦泰年監督兼GMもゲストで登場。ラジオに兄弟で出演するのは初めてということだが、2人は現在、監督と選手、GMと選手という立場。三浦選手はまず「監督とＧＭの仕事は選手以上に大変ですからすごいと思いますよ」と兄を慰労すると、三浦泰年監督は「選手が一生懸命やっていると思うと、その大変さなんて全く問題ないし、逆に自分がモチベーションを持たなかったら選手に申し訳ないという気持ち」と返していた。その後、2人のトークは13日に開幕するJFLの話題に。三浦泰年監督は「結果を恐れないでやるのが大事。いいサッカーやりたいよね！」と三浦選手に語りかけると、三浦選手は「そんな中でも勝ちにこだわっていく」と勝利へのこだわりを見せていた。

鈴鹿市に住むリスナーからは「3月13日の開幕戦のスターティングメンバーに（三浦選手の）背番号11番は入ってますか？」と監督に直球質問。三浦泰年監督は「入ってますから」と即答。「みんなたくさん観に来てください！」とリスナーに呼び掛けていた。

番組ではその後も多くのリスナーから「日本代表の監督をやって欲しいという要請があったらどうしますか？」「ドーハの悲劇以上の悲劇はありましたか？」「ゴール後のカズダンス、鈴鹿バージョンは？」等のさまざまな質問に答えていき、55の質問を完走。三浦選手は最後、「3月13日からのJFLリーグ戦に全力を尽くしていきたい。自分たちの目標であるJ3昇格に向けて、日々努力していき、最後11月にみんなで笑えるといいなと思います」とサッカーファン、リスナーへメッセージを送り、自身初となるラジオパーソナリティ挑戦を終えた。