阪神9連敗 オーナーの「矢野監督代えない」発言に 「そういうしかないでしょ」 辛坊治郎氏が指摘

キャスターの辛坊治郎が4月5日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。プロ野球・阪神が3日までに、セ・リーグの開幕連敗ワースト記録を塗り替える9連敗を喫しているニュースを深読みした。

甲子園球場周辺に咲く桜と阪神・矢野燿大監督の看板＝甲子園球場　撮影日：2022年04月04日　写真提供：産経新聞社

辛坊氏が解説したニュースは「阪神の藤原崇起オーナーは4日、大阪市の阪神電鉄本社で報道陣の取材に対し、今シーズン矢野燿大監督が最後まで指揮を執るかとの質問に『当然の話。ファンには心配をかける格好だが、まだまだ成長の余地がある』と、シーズン終了までの指揮を明言した」とのニュース。

辛坊）　阪神のオーナーに「どうなんですか。矢野監督は最後まで指揮を執るんですか」と今このタイミングで聞かれても、答えとしては「執るに決まってんじゃないですか」としか言いようがないでしょ。ほとんどニュースとして意味がないと言うか、「そら、そう言うだろうね」っていう、そういうことですわ。ただ、こういうふうに聞かれて、こういうふうに言ったからといって、矢野さんが最後までやるかどうかというと、大半の人が「やらねえだろな」と思ってるわけで。

突然勝ちだすこともありますからね。残り百三十何試合、全部勝つということもないとは言えません……。ないか。それはないと言えるな。確率論的にもあり得ないですけどね。でも世の中確率論じゃないですから、何が起きるか分かりませんから。

増山さやかアナウンサー）　そうそうそう。

辛坊）　突然勝ち始めることもありますし、前に岡田（彰布）監督のときかな、9月の頭か、8月の末ぐらいで、今シーズンは楽々で優勝で間違いねえじゃんと思ったら、それからずーっと負け続けてっていう時がありますからねえ。何とも言えないですよ、これはねえ。