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「同情されてはいけない。一日も早く、自立できる沖縄県を」沖縄本土復帰50年 元沖縄県議が語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2022年5月16日 22時0分

「同情されてはいけない。一日も早く、自立できる沖縄県を」沖縄本土復帰50年 元沖縄県議が語る

ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』は5月16日(月)、飯田浩司アナウンサーが本土復帰50年となった沖縄から生放送。自由民主党・元沖縄県議会議員で、50年前の沖縄復帰記念式典で沖縄青年代表としてスピーチをした具志孝助氏へのインタビューを放送した。

【沖縄本土復帰50年】平和祈念公園の平和の礎。手前は平和の火=2022年5月14日午後、沖縄県糸満市 写真提供:産経新聞社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時生放送

1972年5月15日に本土復帰となった沖縄。50年前の記念式典に沖縄青年代表として出席した具志孝助氏は、当時の状況について、「分断された27年の間に本土と沖縄の格差が生じていた」と振り返った。そして、当時の心境について、「いつまでも同情されるような沖縄であってはならない。1日も早く自立できる沖縄県を作らなくてはいけない。それが自分の一番の願望であり、夢だった」と語った。

具志氏は、これまで40年にわたって沖縄県議や那覇市議を務め、自民党県連の会長も経験。そこから、本土復帰から50年が経っても沖縄振興特別措置法が必要な状況であることに触れ、「私も政治の場にいた一人として、(自立しきれていない現状に)地団駄を踏む思い。反省するところだ」と語った。

そして、現在の沖縄県が抱える問題として「米軍基地の問題」を指摘。現在の普天間飛行場について、「負担が大きすぎる。危険が多すぎる」としたうえで、「1996年のSACO合意で返還に合意したにも関わらず、26年経っても解決していない。26年前と同じ議論をしている。条件付き反対だと言っている。辺野古への移設計画が進んでいるのに、まだ反対だと言って進み切らない」と、心境を語った。

また、日米地位協定についは、「裁判権や捜査権、治外法権が認められている。これは沖縄県民にとって厳しいことだ」と語り、改定に向けた動きに期待した。

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